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川淵さんにB.革新の詳細説明に行ってきました。

一昨日、久しぶりに川淵さんとJFAオフィスでお会いする機会がありました。目的は、Bリーグが推し進める、B.革新の説明でした。Bリーグが誕生して7年、川淵さんが、2つのリーグを1つにして、Jリーグのビジネスモデルを踏襲してここまで歩んできました。

しかし、この欧州型、Jリーグ型から大きく転換するこの改革の動きや思想は、時折お話していましたが、今回のように詳細までお伝えするのは初めての機会となりました。チェアマンに就任して以来、信用して任せていただいているとはいえ、かなりの方向転換なので一抹の不安がなかったかというと嘘になります。

しかし、川淵さんは、バスケ界の危機を救っていただいた方であり、Bリーグを誕生させてくれた大恩人です。井戸を掘っていただいた川淵さんには戦略的なことは何もなく、純粋にお伝えし、ご理解いただきたかったというのが正直な気持ちです。

黙って聞いて、説明が終わるとすぐに賛同の意を示していただきました。←この理解力が半端ないのです。聞き返したりしません汗 何よりも変わらぬパワー、凄すぎます。

トッププロは、高い競争環境が必要、ドラフトもNBAなどを参考にして、サラリーキャップも経営とバランスは重要、ファイナルのホームアンドアウェーも良い。今回のレギュレーションについて、ひとつひとつコメントいただきました。更に、Jリーグが華々しく立ち上がり、年俸高騰によりクラブ経営不安が起こり、ソフトランディングさせることに苦労した話もしてくれました。

何よりもサッカーとバスケでは、ビジネスのグローバル市場規模、各国の社会、経済状況も違うので自国の最適解を導き出すのが良いというスタンスでした。アリーナがこの厳しい社会情勢の中でもどんどん誕生し、計画が発表されていることをとても喜んでおりました。

ここから半年、一気に各論を決めにいきます。おそらく世界初のリーグ構造に転換していきます。難易度は引き続き高いですが、しっかり取り組んでいきます。

番外編です。移転したJFAオフィスを見学させていただきました。コロナも落ち着き、週3日の出社に戻しているようです。バスケはまだまだリモート中心ですが、コミュニケーションの質低下は実際あるはずなので参考になりますね。


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