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リアルの重要性

リモートワーク、SNS、多種多様なデジタルツールでコミュニケーションが本当に便利な時代になって久しいですね。働く場所の選択肢が広がったことで、時間の有効活用という面でも助かっています。特に女性の働きやすさを創り出したのはとてつもなく大きい。テクノロジーの進化とコロナが、良い意味で世界中の働き方を大きく変えてくれました。

円安・低賃金・少子化をはじめ何かと課題の多い日本となってしまいました。そんな中でも強みは、自分たちでもあまり気づいていないかもしれない全国各地に魅力な観光資源が豊富なことだと思っています。自然、歴史的建造物、食、温泉などなど。働き方も変わり、外国人の注目度も高い地方の時代がいよいよ到来です。この流れの中で地方を盛り上げていくコンテンツの仲間としてのスポーツ、クラブの価値は間違いなく上がっていきますし、アリーナが牽引役として期待されていくと確信しています。

B.LEAGUEは、リーグもクラブも価値を上げるために理念に共感し、ビジネスとしてメリットを感じていただける企業を増やさなくてはなりません。また、常にアリーナに足を運んでいただける、または、いただけなくても応援していただけるファンをもっと増やさなくてはなりません。こんな時代だからこそ、あらためて大切にしなければならないアプローチを考えてみたいと思います。

便利な環境を手に入れると、なかなか戻ることは出来ません。この環境を2年半以上続けているので当然です。しかし、ビジネスにとって大切なことは、デジタルとリアルのハイブリッド、バランスです。結果を出すためにどのようなウエイトがベストなのか探らなければなりません。

今こそ、直接会う・話す、リアルの重要性は高まっていると感じています。やはり何かが動く時は、会った後の方が圧倒的に多い。熱量も伝わりやすいし、やり取りもスムーズですよね。また、ミスコミュニケーションも起こりづらいし、痒いところに手を届かせることも可能です。顧客の決裁者は、なんだかんだこのようなビジネススタイルに慣れている方が多いので当然のことです。

ファンを増やしていく活動も地道に会うのが一番ですね。SNSなどの繋がりももちろん大切ですが、リアルのインパクトは違います。出来れば直接話す、握手も大切、難しければせめてグータッチでも距離を縮めることの意味意義は高まっていると感じています。電話で話すのも地味に重要になってきました。もちろん、相手の都合によるのでかけるタイミングの配慮は外せません。

利便性の高いツールでの効率化を図るのは継続しつつ、その上で、今こそ有効なリアルコミュニケーションができるかどうかが命運を分けると思っています。

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