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トライアンドエラー、まずは、決めて実行する。決める、実行するを先送りして時間の経過を許すのは経営者の怠慢ではないか。わからない未来を決める、実行するのがリーダーの仕事。

唐突ですが、まずはやってみることが大切だと思っています。トライアンドエラーですね。一般的に、個人も法人も情報を得ても上手くいくかどうかの検証ばかりで行動・実行に移らず、移ったとしてもかなりの時間を要するパターンが多いと思います。やはり情報を得て、良いかも?と思えることならば行動・実行してみる。検証結果をもって、更に進むか、修正を加えて進むか、止めるか判断すれば良いと思っています。

B.LEAGUEの集客力が回復している要因は、クラブの経営努力とコロナによる心理的な障壁が低下していることでアリーナに足を運びやすくなったことなど複合的だと思います。B.LEAGUEでは、BMB(B.LEAGUE MANAGEMENT BASE)というリーグとクラブの勉強会や成功事例クラブの戦略などの情報を共有する場があります。

このような場で有益な情報を得て、スピード感とリーダーシップを発揮して動かせているクラブが増えていることも大きいと思っています。まさに実行ですね。

茨城ロボッツの西村社長をみていると、このあたりは本当に凄いなと思っています。ご自身の経験から蓄積してきたノウハウはもちろんのこと、様々なクラブの取り組みからヒントを得て我がものにしていることも多々あるのではないかと思っています。やはり、情報を得て、行動して、検証するスピード感と実行力のある組織は強いし、結果を出すのは間違いありません。

2026年将来構想において、各論含めどんどん決めていかなくてはなりません。「クラブの経営力の強化」、「日本代表の強化」、「社会性の追求」の三本の矢を掲げて2026年以降のB.LEAGUEのあるべき姿、全体設計および詳細決定していくタイミングに突入してきました。

現在の経営環境、経済・社会情勢、バスケ界の発展を考慮してB.LEAGUEの未来を再設計していく作業ですが、究極、未来に最適な制度設計など明確にわかる人などいません。まずは、今、取りうる最善の策を決めて、実行して検証を行う。ビジネス全般に言えることですが、トライアンドエラーで精度を高めていく、ということを決めて、進めていければと思っています。


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