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去る選手、送り出すクラブに留意してほしいこと

今シーズンも間も無く終わりますが、クラブは選手を獲得したり、別れを告げたりする胃の痛い時期に突入しています。ファン・ブースターの皆さまもハラハラドキドキだと思います。クラブにとっても選手にとっても大切な時期ですが、どんなところを留意すべきか、今回はひとつだけ、記してみたいと思います。

(ちなみに、わかりやすくするために選手と表現していますが、コーチ、チームスタッフ、チア、フロントスタッフなども同様です。)

まず、クラブには選手に対して、最大限のリスペクトを持って送り出して欲しいということです。

逆も然りで、選手にも感謝の気持ちを持って巣立ってほしいです。戦力外、ステップアップ、関係性の問題など綺麗事では済まない気持ちのしこりが残る状況は度々有るものです。しかし、そこは大人になって、リスペクトある振る舞いで終える、というのは結果的にお互いのためであると思っています。

2度と会いたくないというような気持ち悪い感じで終わると…選手があのクラブは…とネガティブな話を他の選手に話すとなると、その聞いた選手もそのクラブに対して悪い印象を持ってしまいます。

逆も然りで、選手もクラブを去る時には、気持ちを抑えて、きちんと挨拶するなどしてたつ鳥跡を濁さないようにしてほしいです。終わり良しにしておけば、その選手を獲得しようとしているクラブから「どんな選手?」尋ねられた時に、ネガティブなことは言わないでしょう。もし、「止めておいたほうが良いよ」なんて言われたら選手のクラブ選択にも影響します。

つまり、終わり方は、未来のリクルートにも影響するということです。かなり大きなことだと思います。

この世界は狭くて、良い噂はなかなか広がりませんが、ネガティブなことは瞬く間に広がります。まさに当事者間だけのことではなく、ひとつひとつの行動・言動が、お互いの身に降りかかることを肝に銘じることが大切だと思います。

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