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考え方の差が、キャリアの差に与える影響について

故稲盛和夫氏が提唱していた、成功の方程式。「考え方 ×能力×情熱」の値を最大化するに激しく同意しています。考え方は、-100〜+100まであり、能力と情熱は0〜100まで。つまり、いくら能力が高くても、どんなに熱量があっても、考え方が悪くてマイナスならばマイナスになる。マイナスが大きければ、成功しない確率が最大化するということです。

考え方、大切なんですよね。どんなに頭が良くても、仕事ができても、頑張っていてもです。ビジネスマンには間違いなく当てはまりますが、スポーツ界で生きるプロ選手たちも同様だと思っています。トップレベルで結果を出すこと、この世界で長く生き抜くことは、能力と情熱だけでは足りないのではないかと、いろんな選手たちを見てきて確信しています。

特に、良い時ではなく、困難にぶち当たった時に露骨に出るものです。プロ選手というのはそもそもエリートで、子供の頃からチヤホヤされてきたでしょうし、プラライドも高いはず。しかし、毎年ハイレベルな選手たちがこの世界に飛び込み、厳しい環境で競争することになります。ストレス、怪我やコーチとの相性含め、悩み苦しむことは多々あるはずです。

そんな時、どうするのか。また、日頃からどのような振る舞いで仲間たちと接するのか。謙虚に、明るく自分のスタンスをもって、正しい考え方を見つけ出してプロ生活を送ってほしいです。その思考は、プロ選手でいる間だけではなく、長い人生の糧にもなること間違いなしです。必ず、周りは見ているし、誤魔化しは効きません。評価するのは、自分ではありません。

昨日天皇杯で大活躍した、富樫勇樹選手は、考え方、能力、情熱全てが最大値クラスだと思います。苦労し、悩みながらここまで成長した原  修太選手もプロ選手としての考え方は素晴らしかったです。西村文男選手、荒尾岳選手も三拍子揃っていますね。

プロ選手は、能力はみんな高いので、より考え方、心根の差が、パフォーマンスの差に大きな影響を与えると言っても過言ではないと思います。このあたりにどうアプローチしていくのか、難易度高いですが、大切になります。


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