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映画、俳句の玉手箱

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映画に関すること、俳句に関することを書いています。
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#坪内稔典

「窓」春号と「リスボンの窓」

「窓」春号と「リスボンの窓」

 俳句グループ「窓の会」の季刊誌「窓」春号、刊行されました。「窓の会」主宰の坪内稔典先生の第13句集「リスボンの窓」も発売中です。

「窓」 2024年3月3日 春号 窓の会 創風社出版 1000円(税込)
「リスボンの窓」 坪内稔典句集 ふらんす堂 2530円(税込)

 「窓」は、「窓の会」の常連たちの俳句とエッセイを載せています。107名の会員それぞれが俳句20句と「私の味方」をテーマにした

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「窓の会」創立~小さな新しい風になれば~

「窓の会」創立~小さな新しい風になれば~

2023年6月1日。新しい俳句結社が創立します。坪内稔典先生の呼びかけに、旧船団の会のメンバーが中心となり、創設されました。

 小説の世界と違って、短詩系には、結社という枠組みがあります。結社には伝統系に多い師系を重んじるものと、同人誌的なものがあります。
「窓の会」は主宰の坪内稔典先生のアメーバblog「窓と窓」を中心とした同人誌的な結社誌です。

「窓と窓」のブログ中心ですが、年二回の結社誌

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俳句の玉手箱①~忌日俳句と古典に帰る

俳句の玉手箱①~忌日俳句と古典に帰る

 忌日(命日を亡くなった人にちなんでいう)の俳句を詠むのは好きです。文人たちの生涯をたどったり、その人の性格や容姿の特徴をよんだり。2020年12月6日に坪内稔典先生のアメーバ・ブログ「窓と窓」に載せてもらった忌日俳句です。11月23日は女流作家樋口一葉の忌日。12月9日は夏目漱石の忌日です。(一葉と漱石のぴったりの画像があって、嬉しくなり、書きだしました。お札を折り紙にしているそうです→漱石では

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