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とわさき芽ぐみ(棲絵妥ろか)
2018年5月25日 22:33
わたしのなかでせかいがとけるころあなたはひととてをぬくもらせてどうぶつえんのかばのはなしなんかしてる海馬、って、かばのことらしいあなたはまんぞくげだわたしのべっどのわきではけたたましくとけいがなりひびき正真正銘こころからばか正真正銘こころからばか正真正銘こころからばかって おしえてくれるんだ正真正銘こころからばか知ってたよそんなことこころからばか
2017年9月30日 13:06
めにみえるかたちでぼくらをためすのはきみのはかいりょくがたいしたことないからゆるせないかもしれなくてざんぞうのりんかくをかさねてもやすじゅんびをしていたらおーるゆーにーどいずらぶってきこえてあいしあうそらみみのそらがどんどんとちかづいてきてぼくをつぶしました。ちょうどおとうふのように。/とわさき芽ぐみ 2017.9.30 #詩 #短歌
2017年4月10日 20:16
誕生日をパスワードにするぐらい、とても容易なことだ。パスワードにされた誕生日を想う。この数字は、俺のパスワードにされるなんて、夢にも思っていなかっただろう。待てよ、そもそも数字は、夢なんて見るんだろうか。という夢を見た記憶がある。俺は、俺の生まれた生年月日を呪いもしないが、祝福もしない。ただ存在しているだけだ。しかし、俺が、この世とやらに生を受け、ひとつの存在として
2017年1月21日 10:38
消去、焼却、壊れた地獄。ありのままでいいと言う人工知能紛れもない真実を如雨露に植える空き瓶を蹴ったら割れるのと同じくらいの柔らかさでもって紙飛行機と同じ柔らかさでもって呼ぶ風上にはもう誰もいない株価が暴落した地獄。ここでは全てが快適だった、とばあやが叫ぶ。車椅子はもうばあやを運ばない省エネモードだから。風下に立っているのは誰だろう、これから台風が来るのに