キーモン

毎日のできごとや思ったことを書きます

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最近の記事

千代と暮らして丸2ヶ月

わたしの姿を見ると身を低くして物陰に隠れ、わたしが起きているとゴハンすら食べなかった千代が、このところ日に日に諦め、受け入れ、要求し、お喋りになっている。 保護主さんの言ってた通りだなあ。でも当時は「1ヶ月、3ヶ月とすぎる頃にはベタベタの甘々になるのでむしろ今が貴重ですよ!」と言われても「はァ…そうすかね…」と信じられなかった。 去年の9月に喪くしたさちは台所が大好きで、いつもわたしの足元で転がっていた。 千代は全く台所に近づかず、わたしがいればなおのこと、ひとりでもそこ

    • 千代のこのごろ

      相変わらずちょっとずつの千代。 今日はわたしの帰宅時にクロゼット奥にいたらしく、着替えたりしてる間にズバッと飛び出て爪とぎに乗った。 その勢いで爪とぎがズズーと動いて、「飛び乗った」って感じになり、かっこよ〜とウケた。 わたしが帰ってきたから隠れる、じゃなくて、潜んでたところから飛び出すパターンもあるのか…。 今夜はもうひとつ初めて、わたしがまだ起きて晩酌してる時に、そのテーブルの横にあるカリカリを食べに来た。 これまでは昼はわたしが離れた場所にいる時、夜は部屋の灯りを

      • 千代のこまかい一歩

        今日は休みで、予定していた山へ行っての焚き火も昨日の夜の雨で薪に苦労しそうで諦め(雪の積もってる時に行って長時間かけて火を熾したこともあるけど、その気にならず)、結局ずっとほぼ家にいた。 昨夜は雨だったけど今日は晴れて、晴れていると日差しが部屋の中までずーっと伸びるので暖かい。 仕事のある日は午後から出かけて夜の遅くに帰宅する。出かけるまでは機嫌よく日向ぼっこしたりゴハンやトイレも行く千代は、わたしが帰宅する深夜には自分のベッドから動かない。 動かない、鳴かない、食べない

        • 長い夢を見た

          人の見た夢の話ほどつまらないものはないんでしょう。 でも寝起きで覚えてるうちに書いとこうと思う。日記だからいいよね。いいよ。 Twitterで相互フォローの人の家に行く。その人の猫が18歳で亡くなったので、お別れをしに行ったのだけど、なんとまだ生きていた。 飼い主の方は「もうすぐだと思うから準備した」と、位牌や骨壷や祭壇に飾る写真まで用意済で、わたしは感心して「いいことだと思う」と言う。 その家には老いた猫と、若い犬と、飼い主さんの小学生の弟がいた。 弟が何か絵を描いてい

        千代と暮らして丸2ヶ月

          抱っこへの険しい道

          すこーしずつ仲良くなっているような気もするけど、実際あまり変わってないような気もする。 撫でられて嬉しそうにするし、以前よりよく話しかけてくるようになった。 でもまだ、用があって近くを通る時に身構えたり逃げたりする。 撫でられてころころ転がってるのでチャンス…と抱き上げると、暴れてベッド下に潜ってシャー! わたしも懲りないし、千代も諦めが悪い。いつかどちらかが折れるまで続くだろう。 あの滑らかみっしりした4キロを重たい重たいと言って両腕で抱えて頬ずりしたいんだよ! う

          抱っこへの険しい道

          千代の行動範囲

          1か月経っても、あまり行動範囲は拡がらない。こんな狭い家なのに。大人猫とはいえもうちょっと探検してもいいのに。 今のところ、基本は千代ベッド(故さちのお下がり)、そして爪とぎ(これもさちのお下がり)。日向ぼっこして伸びる時もその周辺で、暑くなってクールダウンする時はクロゼットに行く。 たまに箪笥の上にいるこももあったけれど、せいぜいそのくらい。とにかく台所方面へ行かない。 台所はさちが大好きだった場所で、ダイニングテーブルの椅子にもよく座ってたし、キッチンマットには最期

          千代の行動範囲

          千代と1ヶ月

          保護猫の千代とお見合いしてトライアルが決まってうちに来たのが10/31だったので、ほぼ1ヶ月一緒に暮らしたことになる。 わたしがいる時に手足を伸ばさない、食べない、出さないから始まり、ゆっくりと弛んできたところで抵抗できないまま甘々の抱っこを見せ、そのあと自我が芽生えてフー!シャー!を繰り返して暗がりに逃げるようになり、ゆっくりわたしを認識してやっと鳴いたり自分都合で甘えたりするようになった。 昨日、昼間の千代と違って夜は完全に塩、動かず鳴かずゴハンも食べずと書いたあと、

          千代と1ヶ月

          千代の昼と夜

          仕事の都合でわたしは昼過ぎまで家にいる。起きるのもゆっくり9時くらいで、その時にはもう千代は黙って起きている。 昼間の千代はたいてい機嫌よく、晴れている日は特にそう。わたしに向かって(まだ何を言ってるのかはわからないが)よく鳴き、喉を鳴らし、頭突きをし、お尻をトントン叩かれると秒でシャチホコになる。 仕事柄、帰宅が遅い。日付が変わる頃に帰ると、やはり千代は黙って起きている。 話しかけながら着替えて、撫でようとするともぞもぞと居住まいを正し、耳を平らにする。目を逸らす。

          千代の昼と夜

          千代とわたしの生活リズム

          わたしは飲食店勤めなので、朝はゆっくり、夜は遅い。 だいたい9時頃に起きて、10時〜11時に朝ごはんを食べ、早い時は12時過ぎ、遅い時は15時過ぎてから家を出る。 帰宅は早ければ23時、遅いと0時過ぎる。 さちはそういうわたしの生活リズムに同期し、帰宅後もお互いヤーヤー言って「寝るよ〜」で寝た。とはいえ、夜中にびっくりするほど大きな声で鳴くこともあったけど。 朝も、よく聞く「早朝にゴハンの催促で起こす」というようなことは全然なかった。目が覚めるとカーテンの向こうで日に当たっ

          千代とわたしの生活リズム

          正式に完全にうちの猫

          千代の実家こと保護主さんから、正式譲渡契約書類が送られてきた。2通作成して1部ずつ保管する。 マイクロチップの登録もした。わたしの情報と、千代の名前、日本猫、三毛、などのほか誕生日を入れなきゃならなかったんだけど、大人になってから保護された千代の誕生日は当然誰も知らない。年齢も推定3~5歳だし。 5年前ということにし、日付はうちに来た10/31にした。 推定3~5歳なので、ちょっとでも長く生きて欲しいから3歳にしたい気持ちはあったけど、まあわたしが10/29生まれの55だ

          正式に完全にうちの猫

          初・頭突き

          猫の頭突きの破壊力は猫を飼ったことのある人なら分かるだろう。 丸い小さな頭が押し付けられると、それが乱暴であればあるほど人間は脳に幸せ汁が溢れる。なんなんでしょう。 さちに向かって腕を伸ばし、手を軽くグーにして下向きにクイクイ、とすると必ずのしのし!と歩いてきて頭突きをした。教えた訳でもないのに、おいで〜と言ってそうするとどうしてもそこに向かって頭をぶつけてしまう、という感じだった。 訳の分からない理由で大声で鳴いてるさちを呼んで宥めるのに便利だったし、そんな条件反射が哀れ

          初・頭突き

          焚き火と猫

          今日は檜原村のキャンプ場に行った。穴場的なところで、こじんまりとしていて静かだし安い。今回で3回目になる。管理人さんが感じよく、小林きな子さんに似てるのもいい。 キャンプ場といってもわたしはもっぱらデイキャンプで、とにかく焚き火をしながら何か作ってお酒を飲んで山と川を見たくて行っている。 1人で行く時もあるし、友だちと2~3人で行って各自それぞれ自分の焚き火台で火をおこし、自分が食べたいものを作り、たまにひと口いる?と分け合う。 今日は2人で行き、近くの巨岩の合間から見

          焚き火と猫

          嫌われ日記になりつつある

          今朝は近所の公園に薪拾いに行った。 今度の休みに趣味の焚き火をしに行くにあたって、明日が雨予報なので湿る前に焚き付け用の小枝を拾いに行ったわけだけど、空が青くて紅葉がきれいで、鴨がたくさん日向ぼっこしてた。 千代もポカポカに日を浴びて寝ていて機嫌が良さそうだったけど、わたしとの距離は変わらず。 しっかりゴハンを食べ、立派なうんこをして健康で、気持ち良さそうに日当たりのいい自分のベッドで寝ている姿はわたしの健康にもいい。が、どうも嫌われている。 千代が北国で野良だったのは

          嫌われ日記になりつつある

          千代の愚痴をさちに言う

          千代との距離、全く縮まらず。なんなら更に嫌われてる気がする。あんなにくにゃくにゃに抱っこされてたのが信じられない。何か原因があったんだろうか、と考えてみても、人間側からは思い当たるフシがない。 かろうじて撫でるのはできる。でも耳をペタンとしてなんつーか、耐えてる感じ。ちゅ〜るも食べてくれる。でもしぶしぶ感がある。わたしが立ち上がったり動いたりするとキュッと緊張してる。ああ〜怖くないのよ〜怖いってよく言われるけど見た目ほどそうでもないのよ〜 ケージから離れた場所に置いたゴハ

          千代の愚痴をさちに言う

          さちと千代

          21年一緒に暮らしたさちと、一緒に暮らし始めて半月の千代。 似ているところと違うところに毎日気づく。 毛色が似ている。そもそもそれで千代に会いたくなって保護主さんに申し込んだわけだけど、縞の混じった三毛。 さちも千代も顔が丸い。耳が大きい。シッポがシマシマ。 だけど千代と長い時間一緒にいるようになったら、丸いは丸いけど違う丸さだな?と思う。 シッポも、さちの方が長かった。焼いて骨になったシッポもずいぶん長くて、末端まで小さい骨が並んでいるのを見て「なんてかわいいんだ!」と

          さちと千代

          仮猫トライアル(14日め・最終日)

          仮猫を迎えてからの2週間、長かった。初めてケージを部屋に置いて何日も空のまま待ってる時間も長かった。 最初は毎日実家へのビデオレター(保護主さんへの報告動画)を送り、後半は2~3日置きになった。仮猫は日に日に昨日までやらなかったこと(わたしがいる時でもゴハンを食べたり、手足を伸ばして寝たり)をするようになり、友だちやわたしに抱っこされると喉を鳴らして甘えた声を出していた。これは楽勝…と保護主さんへの報告もドヤが混じった。 数日前から、抱っこを嫌がり始めた。フー!シャー!と

          仮猫トライアル(14日め・最終日)