大学生が初めて能を観に行った話

皆さん、伝統芸能って観に行かれたことありますか？

私は人形浄瑠璃しか観に行ったことがなく、今回が2回目の伝統芸能でした！

それでは今回も感想を書いていきます〜良かったらご一読ください(^^)

映像では感じられない感覚

私はテレビやドラマ俺の家の話で能を観たことがあり、こんな感じかな？と、ある程度の想像はついていました。

ですが！！

実際にリアルで観てみると、その想像とは全く異なる感覚、感動を得ることができました∑(ﾟДﾟ)

理由としては、演者さんの息遣い、着物の裾から見える足元の震え、時間が経てば経つほど噴き出てくる汗、目力の強さ、それら全てが演技と共に間近で観られるからです。(1列目に座っていたので特にだったと思います💦)

もはや観ているというか、体験しているに近かったのではないかと思います。

演者さんの役への入り込み具合は、もはや憑依していると言っても過言ではないほどです。

演者さんが役へ真摯に向き合う姿、それこそ日本が海外へ誇るべき伝統芸能の礎ではないのか...とそんな風にも思いました。

応援したくなる同世代の人たち

能を見てるとあれ！？同世代ではないか！と思う女性の出演者の方がいらっしゃいました。

一人目は今回の公演の主人公である實川ふうさんで、

二人目は和楽器デュオ「音ノ羽 -otonoha-」の大谷加奈子さんです。

實川ふうさんは能や歌舞伎を極められ、大谷加奈子は和楽器を極められています。

一つのものを極めるプロ魂と揺るがない信念に圧倒されたとともに、自分も停滞ばかりではいけないんだと強く思いました。

働く中で、何かの分野でスペシャリストになると改めて心に誓った瞬間でした。

最後に

今回初めて能を観に行ってみて、想像以上に物語を簡単に理解できることに驚かされました。これまでテレビなどを通して観てきたものは、伝えようとしていることが何なのかすら理解するのに苦労していました‥

ですが、今回の公演は初心者でも見易いように現代的にアレンジが施されていたので、観るタイミングとしてはぴったりでした👏

次回は古くからある能も観に行って見ようと思います！

今回もご一読有難うございました。