#759 職場の人間関係の改善は、店長業務の最優先事項
どうも!バリスタ店長です!
このブログでは
カフェの店長として働く私『バリスタ店長』が、"次世代の若者の良き踏み台になりたい"という想いのもと、自らの経験や失敗から得た気づきや学びをたくさんの人に伝えるためにアウトプットしています。
日々店長としてやっていく中で遭遇するトラブルや難題課題にどう立ち向かっていけばいいのか?というお話をメインに、昨今の業界情報、たまにバリスタらしくコーヒーの話なんかもしています。
というわけで今回は「職場の人間関係の改善は、店長業務の最優先事項」というテーマでお話ししていきます。
責任者さんには耳の痛い話です。
人が辞める理由のほとんどは人間関係です。(アルバイト対アルバイト、社員対アルバイト、社員対社員etc)
そして、職場の環境が悪くなった時に真っ先に辞めるのは優秀な人材です。
なので、職場環境が悪くなると、大変なことになります。
できる人は辞めていき、できない人だらけになってしまう。
職場の人間関係を整えるのはマネジメント業務の中でも最も難しい部分ですが、難しい分改善できればインパクトが大きいです。
僕は人間関係を整える(職場の環境改善)のは、店長業務の中でも最も優先すべきものだと思っています。
環境改善には良いことしかない
なぜならば、環境改善には良いことしかないからです。
金銭的な報酬以上に離職を防ぐのが職場の人間関係の良好さでもあり、職場の人間関係の良し悪しが人生の幸福度そのものを左右し、もちろんモチベーションの源泉でもあります。
最終的に店長が楽しく仕事をするためにも、環境の改善は欠かせません。
店長が環境改善を頑張って
「尊敬できるこの人と働きたい」
「このチームで頑張りたい」
と思わせることができれば何をやってもうまくいくと思います。
(ぬるい環境を除く)
関係性が良ければ、変な話劣悪な環境でも前向きに働いてくれます。
(大きな理不尽がないことが前提ですが)
ちなみに、会社の仕組みやルールが整っていないことが離職の原因だと話して辞めていくスタッフもいますが、そのことが離職の原因になったり文句や不満として噴出してくるのは、チームの環境が悪い時です。(環境が良ければみんなあまり気にしませんし、前向きに課題として問題提起してくれます。)
環境が悪化すると思考がネガティブになり、揚げ足取りが始まります。
そうして環境が悪くなったりして会社の信頼を失うと、あらゆる場面で協力してくれなくなります。
それに今は売り手市場です。自店よりも待遇の良い場所はいくらでもあるので、割と気軽にやめられてしまいます。
職場環境が悪化したら、店長自身の立ち振る舞いを見直してみる
言わずもがなですが、職場環境が悪化した時、原因のほとんどが店長などの管理責任者にあります。
というわけで、職場環境の責任者である店長は、環境が悪化した時に自分の立ち振る舞いを見直す必要が出てきます。(ほとんどの場合、店長によって環境が良くもなるし悪くもなります)
例えば…
理不尽な対応をしていないか
伝え方がとげとげしくなっていないか
いろんな人に忖度しまくって一貫性のない態度をとっていないか
エコ贔屓や不公平な態度をとっていないか
誤解を生むようなコミュニケーションがないか
イライラをぶつけていないか
などなど
色々と見直すべき項目はあります。
ただ、ほとんどの人がマネジメントに関しては課題を抱えており(僕もそうです)、そう簡単に解決する話ではありません。
なのですぐに解決することはないですが、そこから逃げていると苦しい期間が続くだけなので、最優先事項の一つとして具体的に改善を進めていきましょう。
ちなみに、僕もマネジメントに関しては超不得意分野であって、色々と失敗したので、色々と対策を打ちながら成長してきました。
はまず自分の言動から理不尽な部分をなくし、安易に迎合、忖度をせず、会社の理念に沿って考え方に一貫性を持たせました。
なので人によって言うことが違う、といったことにはなりません。
そして部下のニーズや価値観、考え方を知り、部下ごとのアプローチの方法を考えてコミュニケーションを取るようにしています。
言うべきことはちゃんと伝えて、改善に向けて優先順位をつけて具体的に動きます。
やらないことは放置せず、やらない理由を伝えます。
また、役割としての上下関係は譲りませんが、個人と個人の関係性の上での上下関係は作りません。
なので性別年齢かかわらず、わからないことはわからないと言いますし、お礼も言うし謝るし、尊敬するしマウントは取りません。
とは言うものの、これをやればうまくいくという正解はありません。
人によって改善策は変わりますので、そこら辺は気をつけましょう💪
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