#20《登校拒否》カウンセリングを受ける(母)
はっきり言って、学校のカウンセリングなんて期待していなかった。
話聞いてくれるだけでしょ?
話してるうちに自分自身で整理できた気がしてスッキリするだけでしょ?
解決策なんて持ち合わせてないんでしょ?
私は対策がほしいのに、そーゆー答え的なものを求めたら、きっと『人それぞれなんで、、、』とか言って誤魔化すに違いない。
学校や先生は【カウンセリング案内しました】ってゆー実績が必要なのか?
とかって思ってました。
(何も知らないのにゴメンナサイ)
マスクしててもわかる、にっこにこの女性がカウンセラーさん。
これまでの経緯を話す。
カウンセラーさんはA4用紙二枚にわたってメモしてた。
メモしながらも目はしっかり私を見てる。
noteに綴ってたこともあって、事細かに説明できたと思う。
そして、相談へ。
聞きたかったこと①【休息(お休み)させるべきか、登校の背中を押すべきか】
答:登校の背中を押すべき(本人が行ける範囲で)
(理由)
私(母)の話を聞いていると、学校そのものに拒否反応はなさそう。行事を楽しみにしているし、出来れば行きたいと思っている。(学校そのものが嫌な子は、登校時に泣きながら歩いていたり、どうしても門がくぐれなかったりするらしい)
また、男の子くんはルールを守ったり正しいことをすることを好み、先生のことも良く思っている。
こんな男の子くんなら、休息のために学校から遠ざけてしまうより、出来る範囲から、無理のないタイミングからでも、徐々に徐々に学校(友達)と関わりを持っていくのが望ましい。
そして、苦手な相手との関わり方の対処法を少しずつ学んでいくのが良い。
(あぁ、あの子は僕だけじゃなくて誰にでもあんな口調なんだな。)
などの気付きを得て、不登校以外の対処法を知るために。
聞きたかったこと②【不登校はいつ終わるの?】
答:目安は半年くらい
(理由)
男の子くんの様子を伺ってると、問診をしてステップ教室を薦めるものではないと思われる。(その後関わって様子を見て必要だと思えば案内するが)
夏休み明けを乗り越えて落ち着いていければと思う。
😱😱😱夏休み😱😱😱
GWで心折れてる場合じゃなかった(笑)
そうだ、もっともっともーーーーっと長い夏休みが、、、
ございましたねぇ。
また、もっと年単位を想定してたから、少し気持ちが楽になった。
聞きたかったこと③【テニス辞めたこととの関係はあるか】
※テニスの先生が男の子くんと合わなかった(noteにはまだ記してない)
答:あるかも
(理由)
厳しい言葉を浴びせられて、精神的に参っているときには、今まで何ともなかったことでもキツイ言葉を投げかけられていると受け取ることはある。
テニスは対処方法として“辞める”を選択した。
同じ対処方法を試そうとしているのかもしれないが、対処方法は“辞める”だけではないので、少しずつでもお友達と関わって対処方法を獲得していけると良い。
聞きたかったこと④【フリースクールに見学に「怖い、怖い」と入れない】
答:新しい場所や人に抵抗を感じる繊細な子どもはいる⇒事前にHPなどで写真を見せたり、当日の流れを説明したり、事前情報を伝えてあげると比較的安心して取り組める。
聞きたかったこと⑤【雑で乱暴な口調の姉二人と毎日関わっているのに何故?】
答:男の子特有の口調や体のぶつかり合いやその強さなど、やはり女の子とは違うことが多い。女の子の兄弟がいる男の子にとってそこに戸惑うことはよくある。
聞かれたこと①:お母さんと一緒なら学校に来れそうか?
(YES)
聞かれたこと②:これまでの幼児期も繊細な傾向はあったか?
(NO)
聞かれたこと③:勉強面での不安はないか?
(なし)
聞かれたこと④:眠れているか?
(YES)
聞かれたこと⑤:午前と午後、どちらが元気か?
(午前)
この辺りは、ステップ教室向けかどうかの確認が含まれていたのかな?と後になって思う。
《結論》
無理やりでなくて良いので学校に行くように努めてみる。
朝からでなくても途中でも、給食だけでも、放課後だけでも良い。
そこでお友達と関わって、“楽しかった”“大丈夫だった”“明日の約束をした”など、小さな“大丈夫”の積み重ねをしていく。
《具体策》
教室に行けない場合の居場所は主に3つ
相談室(カウンセラー予約)
Mルーム
(保健室)
ステップ教室(今の判断では対象外)
相談室でお母さんと一緒に3人で過ごして、行けそうだったら教室へ行ってみる。ということも可能。
(知らなかった)
最後に、子どもの調子だけでなく、親がしんどいときも休んで良い。自分を大切に。
と焦点を私に優しくされると涙が出てくる系の労いの言葉をかけていただきカウンセリング終了。
意外でした。
『不登校はいつ終わるの?』
なんて質問に具体的期間で返事が来るなんて思ってもみなかった。
完全に休む休息じゃなくて、少しでも学校に行くことをおすすめする理由も納得だった。
でも、無理やりじゃなくていい。
行けるとき、行けるタイミングでいい。
嬉しくて、テニスを辞めたこととの関係性はフリースクールのことまで相談してしまった。
カウンセリングのプロってすごい。
家でゲームさせていいかも聞けば良かった。
(本人が休んでるのにダメだろうと思ってゲームに手をつけてない)
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そんな母のスッキリした気持ちとは裏腹に、
本日の男の子くんは
着替えもせず
(他の姉妹が学校行く準備してる横でゴロゴロ)
朝食も食べず
(テーブルの上で冷めきってるよ)
漫画を読んでいます。
昨日、カウンセラーさんとのお話を共有してると、
『明日は放課後遊びに行く~♪』
とか言ってたのに、
それももう嫌になってるみたい。
まぁ、前日の謎に“元気に行く気”があるやつが戻ってきただけでもいいか。
母は、今日の予定をキャンセル。
キャンセルの電話の声、、、別室だけど聞こえてるはず。
美容院もずっと行けてない。
顔まわりの白髪も目立つどころか、見慣れてきてもう定着してる感さえある。
根元は黒くて毛先は金髪に近いくらい色が抜けてる。
化粧してないときにこの髪の毛がプラスされたオバサンの顔は本当に残念だ。
せめてお化粧だけでもしよ。
せめてニコニコ笑っていよう。
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