男性恐怖症者は男に近づけない。したがって友達と遊びに行くこともできず、その結果としてひどい世間知らずになっていた
◆概要
【男性恐怖症者は男に近づけない。したがって友達と遊びに行くこともできず、その結果としてひどい世間知らずになっていた】は「恐怖症、アレルギー」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:アニメ「WORKING!!」(第8話)
▶1
本作のヒロイン・伊波まひる(高2の少女)。
彼女は強烈な男性恐怖症であり、厄介な癖を持っている。すなわち、「男性が怖くて仕方がない → 反射的に殴り倒してしまう/殴り倒したいという強烈な衝動に襲われる」のだ。
ただし、まひるは男性を憎んでいるわけではない。本当は殴りたくなんてないし、この厄介な病を克服したいと思っている。
▶2
まひるは、ファミレスでバイトをしている。
ある日、彼女はバイト仲間から「一緒に温泉に行こうよ!」と誘われた。
・Step1:当初、まひるは俯いていた「温泉地には男の人だっているだろうから、私は行けないよ……」。
・Step2:だが皆から「最近は男を殴るのを我慢できるようになってきたでしょ!」と励まされると、「学校の友達にもね、誘われたことはあるんだけど、いつも無理だからって断ってたんだ。……行ってみたいな」と本音を打ち明けた。
・Step3:バイト仲間は「じゃあ一緒に行こう!」。まひるは嬉しそうに微笑んだ。
・Step4:まひるが皆と一緒に温泉に行くと聞き、バイト仲間の1人がしみじみと言った「考えてみれば伊波さん、男性恐怖症のせいで友達と出かけたことなんて滅多にないんだろうなぁ。かわいそうだよね……」。
・Step5:帰宅後、まひるは早速荷造りを始めた。しかし、何が要るのかわからない。バイト仲間に電話をかけていろいろ教えてもらう。まひるが言った「うん、わかった!えっと、じゃあ温泉に入る時は裸ってこと?……えー!?」。そう、彼女は「温泉に入る時は裸」ということすら知らなかったのだ。
▶3
以上をまとめると……
・1:まひるは男が怖くて仕方がない。男に近づけない。ゆえに、友達と遊びに行くこともできない(病気のために自由に行動できないなんて……かわいそうに!)
・2:その結果、彼女は様々な経験が乏しく、とんでもない世間知らずになっていた(「温泉に入る時には裸になる」ということすら知らない)
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