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「購買部のパン争奪戦についていけず困っている後輩を見かけた時に、それが面識のない相手にも関わらず手助けしてやる」というシーンを描く ~アニメ「アマガミSS」の場合

純一「(苦笑して)パンを買うにはコツがあるからなぁ」

アニメ「アマガミSS」(第1話)


◆概要

【「購買部のパン争奪戦についていけず困っている後輩を見かけた時に、それが面識のない相手にも関わらず手助けしてやる」というシーンを描く】は「読者・鑑賞者に好かれるキャラ、共感されるキャラ、応援されるキャラ」を作るためのアイデア。


◆事例研究

◇事例:アニメ「アマガミSS」(第1話)

▶1

本作の主人公は、橘純一(高2男子)。

彼は心優しい親切な青年である。


ある日の昼休み、

・Step1:純一はパンを買うべく、購買部に向かった。

・Step2:ところが購買部は大混雑、パン争奪戦が繰り広げられていた。純一はぼやく「こりゃ大変だぁ……」。


ふと見ると、

・Step31人の少女が右往左往している。きっと1年生、まだ争奪戦に慣れていないのだろう。しかも、改めて見れば大人しそうな子だ。純一は苦笑した「パンを買うにはコツがあるからなぁ」。

・Step4:純一は少女に声をかけた「何がほしいの?」

・Step5:その後、純一は少女のためにパンを買ってきてやった。少女は何度も礼を言って去っていった。


▶2

見ず知らずの後輩が困っていることに気づける。そして、助け舟を出してやれる……!

純一が善人であることが一発で伝わってくるエピソードだ。


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