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1つのカップ麺を複数個にカットして、何日にも分けて食べる

明久「67分の1のカップ麺!半分の半分の半分の半分の半分!」

アニメ「バカとテストと召喚獣」(第3話)


◆概要

【1つのカップ麺を複数個にカットして、何日にも分けて食べる】は「貧乏、経済的困窮」に関するアイデア。


◆事例研究

◇事例:アニメ「バカとテストと召喚獣」(第3-6話)

明久(主人公、高校2年生)は、現在1人暮らしをしている。両親からの仕送りはあるもののその多くをゲームソフトなどの購入に充てているようで、彼は常に経済的に困窮していた

第3-4話には、明久の食生活がぐんぐん悪化していく様子が描かれている。


▶Step1:カップ麺を半分

ある朝、明久はカップ麺をまっぷたつにカットした。半分が朝食、残り半分が夕食だそうだ。【第3話】

この時点で既にだいぶ侘しいものがあるが……しかし、これはまだほんの序の口に過ぎなかった。この後思わぬ出費が続き、明久の懐具合は悪化の一途をたどった。【第3話】


▶Step2:カップ麺を半分の半分の半分の……

週末、明久は閃いた「はっ!まずはカップ麺を半分にカット。そして片方を食べ、残りの片方をまた半分にカット。これを繰り返せば、1つのカップ麺を永遠に食べ続けられるじゃないか!僕って天才かも……」。【第3話】

つまりは、「アキレスと亀」的な発想である。彼は空腹ゆえに頭がおかしくなっているのかもしれぬ。


▶Step3:カップ麺を67分の1

しばらく後、学校の昼休み。

明久が弁当箱を開けた。カップ麺のごく小さなかけらが1つだけ入っている。クラスメイトの雄二が問うた「何だそれは?」。

すると明久は妙に自慢げに「67分の1のカップ麺!半分の半分の半分の半分の半分!」。雄二は冷静にツッコんだ「明久。それは64分の1だ」。

明久はカップ麺のかけらを箸で摘み、口に運んだ。そしてボリボリ。文字通り一瞬で食べ終わる。彼は手を合わせた「ごちそうさまでした」。【第4話】


▶Step4:サラダ油と上白糖

さらにしばらく後、雄二が明久の家を訪問した時のことだ。家には何ひとつとして食べ物がなかった。最早カップ麺も尽きたらしい。雄二は唖然とする。

しかし明久は平然としている。彼は「これがあればちゃんとカロリーを摂れるから問題ないよ」と、サラダ油と上白糖を示してみせた。【第6話】


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