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愛を伝える5つの方法

以前読んだことがある本なのですが、奥さんとのSEXレスを解消する上でも、とてもいい本だと思うので、改めて読んでみました。

■本の内容
ラブタンク(愛のタンク)が満たされないと、夫婦関係や恋人関係がうまくいかなくなってしまう

じゃあそのラブタンクを満たすためにはどうしたらいいのか?

下記5つの方法のどれかで満たしてあげることが大切
ただ、人によって下記5つの中でどれが一番満たされるか(愛の一次言語がどれか)は違う
また、人によってはバイリンガル、トリリンガルの人もいる(2つ、もしくは3つが同じくらい大事という人もいる)
また、夫と妻が同じ愛の一次言語を持つケースは稀
そして、多くの場合、人は自分の愛の一次言語を使って、相手に愛を伝えようとする
だからうまくいかない
相手に愛をわかってほしいならば、相手の愛の一次言語で愛を表現しなければならない
相手の愛の一次言語で話していないのは、相手にとっては外国語で話されているようなもの

1つ目:肯定的な言葉
相手を立ててあげる好意的な言葉
賞賛や感謝の言葉
気持ちをシンプルに表現する言葉が最も効果的
励ましの言葉、勇気を起こさせる言葉
優しい言葉
何を言うかが大切

2つ目:クオリティ・タイム
充実した会話
二人がお互いの気持ち、考え、体験、願望などを打ち解けた雰囲気で分かち合って、遮られることなく、共感し合いながら対話をすること
親身になって共感できる会話をすること
質の高い有意義な会話
何に耳を傾けるかが大切
話し相手は自らの本心を明らかにするという自己表現も必要

3つ目:贈り物
贈り物というのはそれを手に取って、「ほら、彼は私のことを考えてくれた」とか「彼女は僕のことを覚えてくれていた」とか言えるもの。
お金がかかるかどうかは重要ではない
この言語を話す人にとって、贈り物の価値は、金額にではなく愛にある
大切なのはあなたがその人のことを思ったという事実
その思いは単に心の中に芽生えただけではなく、実際に贈り物を用意して相手にプレゼントするとう愛の表現となって表に現れたことが深い意味を持つ
この愛の言語は実は学ぶのが一番簡単な言語
相手があなたを必要としているときに、あなた自身が贈り物となることもできる

4つ目:サービス行為
配偶者があなたにやってほしと願うことを実際にしてあげること
夫や妻に仕えることで、相手を喜ばせたいと願い、相手のために何かしてあげることで愛を表現すること
サービス行為という愛の言語を学ぶためには、夫と妻の役割に関する固定観念を再吟味することが必要
妻は夫にまめまめしく仕えて世話するものとかっていう固定観念は再吟味が必要
また、他人に利用されたり操られたりしているのを許しているというのは、本当の愛の行動ではない
相手が非人道的な習慣を身に着けていくことを見過ごしている
そこに愛があるなら、「私をこんな風に扱うあなたを、そのままにしておけない。それほど私はあなたを愛している。これは私にとってもあなたにとっても良くないことだから」と言うべき。

5つ目:身体的なタッチ
手をつなぐ、キス、抱擁、性交、マッサージ、髪の毛に指を通す、コーヒーを注ぎながら相手の肩にそっと手を置く、ソファで寄り添って座る、テーブルの下でこっそりと触れるなど
すべてのタッチが等しく喜ばれるわけではない
触れられて嬉しいタッチもあれば、それほど嬉しくないタッチもある
それを教えてくれる最適なインストラクターはもちろんあなたの夫や妻である
どんなタッチに愛を感じるかを一番よく知っているのは、あなたの配偶者本人
いろいろ試して心地よいかどうかを相手に聞く
この言語が愛の一次言語の人は、自分の夫や妻が他の誰かと性的関係を持っていると気付いたとき、その感情的な痛みは非常に深いものとなり、夫婦間の親密さは消え去る。
妻の一次言語が身体的なタッチなら、泣いている彼女を抱きしめてあげることほど大切なことはない。

恋愛体験は「愛」と呼ばれるべきではない
恋に落ちる経験が真実の愛ではない3つの理由

1、「恋に落ちる」体験は、意思の行為でも、意識的な選択でもないから。どんなに恋に落ちたいと思っても、それを引き起こすことはできない。一方、恋愛を求めてなくても、それは不意に起こる。
2、恋に落ちることは努力を要しない。恋愛中の行動はそれが何であっても、意識的な努力や訓練をほとんど必要としない。
3、恋をしている人は相手の個人的成長を励ますことには、深い関心を持っていない。むしろ、「すでに到着した」、「これ以上の成長は必要ない」という感覚。人生における幸福の絶頂にいるから、唯一の願いはそこにとどまることだけ。

だからこそ、恋は一時的な感情高揚であることを認識した上で、結婚相手との「真実の愛」を追求することに尊さがある
理性と感情を一体にした愛
この愛は意思の行為を伴い、自制を要し、人間として成長することの必要性を認める愛

恋愛体験の持続期間なんて2年くらい
恋の熱に浮かされている間は、親切で寛容なことをいろいろ行う
しかし、それは誇るべきことでもなんでもない
なぜなら、その時は、本能の力によって、通常の行動パターンを超える行為へと突き動かされているだけだから
意思の力で選択する世界へ戻ってきて、そこで親切で寛容であることを選び取るなら、それは真実の愛

・配偶者の愛の一次言語が自分が大事にしてない言語だったらどうしたらいいのか?
それが自分の性に合っていようが、いまいが、その言語を語ろうと決心し、語ることを選んで行え
そうすれば熱い興奮が込み上げてくるとは、言わない
ただ、配偶者の感情的必要を満たしたいと思い、相手の愛の言語を話そうと手を差し伸べる
そしてそれを実行していくときに、夫や妻の感情的なラブタンクは満たされ、おそらく相手もこちらの言語で語り返してくれるから
相手が愛を返してくれるときに、私たちの感情は回復し、こちらのラブタンクも満たされてくる
愛は選択
夫・妻のどちらからでも、愛することを選択して、夫婦関係の改善、回復に取り掛かることはできる

ちなみに子どもに接するときにもこの5つの方法は使えるよ
ただ、子どもの愛の一次言語はなかなかわからないので、とりあえず5つ全ての言語で愛を注いであげるべき
ただ、子どもの行動を注意してよく観察してみると、幼い子の場合でも、わりと早くから愛の一次言語を発見できるよ
やってみてね
家族全員がお互いの愛の一次言語で愛を語り始めたら、家庭全体の雰囲気はぐんと良くなるよね

■今後の活用ポイント
奥さんは確認したところ、贈り物とサービス行為が大事なようなので改めて意識しようと思った。

ちなみに自分の愛の言語はクオリティ・タイムと肯定的な言葉な気がする。

恋愛体験は真実の愛ではないということを言うにあたって、理詰めで完膚なきまでに一刀両断しているところがすごいですよね。

まぁ確かに言われてみれば、

1、「恋に落ちる」体験は、意思の行為でも、意識的な選択でもないから。どんなに恋に落ちたいと思っても、それを引き起こすことはできない。一方、恋愛を求めてなくても、それは不意に起こる。
2、恋に落ちることは努力を要しない。恋愛中の行動はそれが何であっても、意識的な努力や訓練をほとんど必要としない。
3、恋をしている人は相手の個人的成長を励ますことには、深い関心を持っていない。むしろ、「すでに到着した」、「これ以上の成長は必要ない」という感覚。人生における幸福の絶頂にいるから、唯一の願いはそこにとどまることだけ。

この辺で言われていることは納得感はあるというか・・・

あぁー、SEXがしたいですね。

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