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【気になる商品】ハウス食品、製品に適さないスパイスを有効活用したクレヨンと塗り絵本を発売

 食品大手のハウス食品グループ本社は、このほど製品に適さないスパイス原料を有効活用して作ったクレヨン「彩るスパイス時間CRAYONS」と、塗り絵本「彩るスパイス時間PICTURE BOOK」を発売した。クレヨンと塗り絵本は、規格外の野菜を利用してクレヨンの企画から開発、販売までを手掛けるmizuiro(青森市)が運営するEC(電子商取引)サイト(https://mizuiroinc.com)で購入できる。今後は、他のECサイトや書店などに販路を拡げたい考えだ。希望小売価格は10色のクレヨンとオリジナルの塗り絵本がセットになった「彩るスパイス時間CRAYONS」「彩るスパイス時間PICTURE BOOK」セットが3000円(税別)。単品での希望小売価格はクレヨン「彩るスパイス時間CRAYONS」が2200円(税別)、塗り絵本「彩るスパイス時間PICTURE BOOK」が800円(税別)。

 同社は創業以来、カレーなどのスパイスを使った製品を販売している。しかし、製品を作る過程でどうしても製品にできないスパイスが出てくるため、この資源を有効活用したいとの思いから今回のクレヨンと塗り絵本の開発、販売に至ったという。

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 今回発売したクレヨン「彩るスパイス時間CRAYONS」はコメ由来のワックスにスパイスを配合、10種類のスパイスそれぞれの個性を楽しめる。各色にはクローブ、シナモン、ターメリック、タイム、バジル、パセリ、パプリカ、ホワイトぺパー、レッドペパー、ローリエを使用している。クレヨンはスパイスを活用しているが、食品ではないため食べられない。

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 また、塗り絵本「彩るスパイス時間PICTURE BOOK」は全24ページで、スパイスにゆかりのある国をモチーフとした10種類の絵柄と、スパイスのストーリーが描かれている。完成した塗り絵をミシン目で切り取り、自由に飾ることもできる。紙は森林の環境や地域社会に配慮して作られたFSC認証紙を使用した。

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 同社は上質な時間に浸って得られる達成感は⼤事なセルフケアのひとつで、綺麗に塗り絵を完成させたら写真を撮ってSNSで共有する楽しみもあるとしている。


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