見出し画像

私の事が好きじゃなかったら

ある日、また彼の言葉に嫌気が差す。

それは彼だけが悪いのではなく私の思い過ごしでもあった

また、彼に 「ぁあしてほしい」「こう返してほしい」と求め過ぎてしまっていた

忙しくなった自分は彼の励ましの言葉を"もっともっと"っと欲しくなっている

分かりやすく言うとするのならば

自己中

ただ、電話で言われた彼の冗談発言に真に受けては勝手に怒りが高鳴り翌日は彼からのメッセージも返す気が無くなり既読スルー


私は12月・1月の2ヶ月間、仕事で
メンタルの限界が超えてしまい上司に休職期間を与えられた

退職も考えていたけれど、何とか周りの人が支えてくれたり助けてくれたおかげで、2月から復帰する事ができた


彼にも事情を話していた

けれどきっと彼の中では「一緒に頑張る」という毎日が無くなった事に、色々思うことはあっただろう

復帰後、ふと私の休職期間時の彼の気持ちを聞いてみた


私「(仕事)辞めると思った…?笑」

彼「ん〜…、続けてほしいな。とは思っていた」

そう返された


その当時は、彼の言葉に深入りしていなかったけど
後々、どんな気持ちで私にその言葉を言ってきたのか。と考えたりする

普段口数が少ない彼はきっと彼なりに私の背中を押してくれていたのだろうと。

今までのは序章

ここからが本題


電話で私は「辛い〜!」「休みたい〜!」と
彼に甘えたくなった

でも彼は


「休んだ分、頑張れ」


「耐えろ!」


私はそう言われて欲しい訳ではなかったのに。と

「酷い!」「励ましてよ!」と彼に言った


よくよく考えれば特別な日以外、彼は言葉で
甘い事を言う人じゃなかった


「大好き!」「可愛い」「会いたい」


この言葉を言わなくなった


ただ、、ただ、彼はその言葉を行動に置き換えて
私に優しく接してくれてる事がいっぱいあったのにどうして私は更に与えられたくなるのだろう


好きじゃなかったら

一緒に寝る時、私に毛布をかけてくれない


好きじゃなかったら
コンビニで二本の水を買ってきてくれない


好きじゃなかったら

誕生日にあげたリュックを毎日使ってくれない


好きじゃなかったら

あげた手紙は枕元に置かない


好きじゃなかったら、、


毎回車でお迎えや送りなんてしてくれない

そんなこと言い始めたらまだまだある

私は彼から愛のある行動にちゃんと目を向けてあげているのか。

そんなことを通勤中に考えていた

じゃあ今度は、私はちゃんと言葉だけではなくて
行動で、態度で彼に愛を与えてあげられているのか

大切なものを包み込むように、私は彼を大切にしてあげているのか


自分で「大切にしてる!」と思っていても相手には
それを感じられていない事だってあると思う


ポーカーフェイスの君がたまに何を考えているのか分からなくなる


でも、無理矢理彼の性格や人柄を変える事なんていくら恋人だろうが絶対に無理な事。



無理して彼を全部知ろうとしなくてもいいんじゃないかな?


こじ開けなくてもいいんじゃないかな?


そうやって、耳元で囁くもう一人の私がいる気がするんだ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?