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将棋との付き合い方

経緯

お久しぶりです、あつやです!
前回のnoteを書いてからかなり時間が経ってしまいました。
理由は、将棋との付き合い方について自分なりに色々考えていたためです。
今回のnoteでは、私なりに将棋とどのように付き合っていくべきか、一つの結論が出たので、皆さんに共有したいと思います。
それでは本編です。

今回の記事の概要

今回の記事では、将棋を指す上での手筋などに関しては一切記述しません。
その代わり、将棋との付き合い方、すなわち将棋を指す上での心の持ち方について説明していきたいと思います。
※あくまで私個人の感想ですので、深くとらわれすぎないように。
  こんな考えもあるんだな〜と言うふうに軽く参考にすることを推奨します。



ズバリ、将棋とは何か

いつにもなく、真面目に記事を書いております。
ズバリ、将棋とは娯楽、一種の趣味にすぎません。
なので、やりたくなった時にやり、やりたく無くなったらやめれば良いのです。
簡単なことですね、それが実践できるなら…
(もちろんプロ棋士の先生方や将棋関連の出版に携わる方々、その他将棋に関わるご職業の方がいらっしゃいますが、その方々は「仕事」ですので、これとはまた別のお話です。気分を害された方がいらっしゃったらごめんなさい。)

正直、私は勝負事が好きではありません。
小学生の時からレースゲームなどの他人と競うゲームよりも、協力するゲームの方が好きでした。
そして、大きくなっても私を作り上げている根幹の部分、つまり勝負よりも協力が好き、という考え方は変わっていないと感じています。
にも関わらず、私は将棋というボードゲーム、いや、娯楽が好きなのです。
小学1年生からなんだかんだ言いながら続けてきたのは、やっぱり将棋が好きなんだな、と思います。
将棋は好きだけど、勝負事は好きではない。
言い換えると、私には将棋という娯楽を楽しめるだけの精神的余裕、言うなれば精神的な才能がない。


自慢みたいに聞こえたら申し訳ないのですが、10年近く将棋を続けてきてアマ四段、五段クラスの実力をつけられたのは、ある程度は将棋の才能があったということだと思います。
そもそも将棋というボードゲームは、9×9の81マスの中で40枚の駒たちが躍動する脳の格闘技です。
人間が指すならば、指し方は無限大
これさえ覚えれば全てわかる、なんてことはありません。
(最近はAIの普及によってその要素が若干薄れているような気はしますが)
実質無限な将棋の指し手の中から、どれを選択するか、そして、どのように将棋を組み立てるか。
こういった論理的思考というのは得意不得意があり、人によって伸び幅が大きく異なると思います。


つらつらとよくわからない駄文を生成して申し訳ありません。
何が言いたいかというと、(私の持論ですが)
「将棋には論理的思考力と精神力が必要」
ということです。
論理的思考力は将棋の技術のことで、道場やネット将棋の棋力と大まかには一致しています。手筋や終盤の技術、局面の応用や組み立て方など…
精神力はそのままの意味です。
例えば、苦しい将棋でも希望の糸口を見つけて粘り続け、そして一瞬だけ訪れたチャンスをきっちり掴む勝負強さ、負けた将棋や自分のミスとしっかり向き合い、次に繋げようとする向上心、伸び悩んでいる期間を耐え続ける辛抱強さ
論理的思考力と精神力、そのどちらかが明確に不十分だと、残念ながら将棋で伸び悩むと思います。
しかし、あくまで伸びるためにより多くの時間を要するというだけで、努力をし続ければ少しずつ少しずつ強くなっていくと思います。
ですので、簡単に捨ててしまうのは勿体無いです。
苦しい時は少し将棋と離れ、気が向いたらもう1度接してあげたら良いのです。
その時には、また違う感じ方になっていると思いますよ。


私の好きな言葉

唐突ですがここで、私が好きな言葉を紹介させていただきます。
「信じれば夢は叶う」byウォルト・ディズニー(うろ覚えです)
という言葉です。
しかし、私にはこの言葉には大事な前提条件が抜けている、と感じます。
「(目標を定め、努力し続け、自分を)信じれば夢は叶う(かもしれない)」
何事にも努力はつきものです。
特に将棋などのコツコツ積み重ねていく必要がある努力というのは、終わりがありません。
その上、頑張っていても伸び悩んだり、自分よりも短期間で成長していく人たちを見て挫折したりすることも多いです。
今まで積み上げてきたものを、たった一瞬の感情で諦めてしまうのは勿体なさすぎます。
私の考えでは、成長は壁にぶつかってそれらを乗り越えることで得られるものです。
少し見方を変えて、ポジティブに考えてみましょう。
「挫折、困難は試練であり、これらを乗り越えることで成長できる」
このことを意識するだけで心が軽くなるのではないでしょうか。



まとめ

ここまで読んでくれた人は何人いるのでしょうか、0人かもしれない(笑)
私にとって、将棋は人生の半分以上を共に過ごしてきたかけがえのない存在。
もちろん将棋のことが大好きですし、そのおかげで多くの人と関わり、多くの喜び、悲しみ、苦しみを経験しました。
その中で人間として成長できて今の自分に至っていますから、文章がクサイのはご愛嬌でお願いします。
私事で恐縮ですが、私は現在高校2年生で、あと1年半が経つと、私は受験会場で他の受験生と戦うことになります。
これからの人生で後悔しないために、将棋を長く続けるために、そして今まで支えてくださった方々に感謝の気持ちを行動で示すために、
私は将棋を一時的に引退します。
1年半後に合格通知を片手に将棋を思いっきり指せるように、精一杯頑張りたいと思います。
皆様の将棋ライフに幸あらんことを…

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