きりん

26歳、流れに身を任せる。

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  • 読書

    本を読んだ感想を投稿

  • 転職活動

    転職活動の経験を記載してみようと思います。 使っているサービスなどの感想を思ったままに記入していく予定です。

  • 美術

    美術展の感想をアウトプット。 できるだけ色々な展示会に行きたい。

  • 仕事

    ・仕事に関わること全般 ・思いついたままに、書きたいときに更新予定 新卒就活、既卒就活、転職活動、SES(エンジニア)、興味ないことを仕事にすること、人間関係良し・納得の休暇・けど早期退職

  • 振り返り

    月末に1ヵ月を振り返ってみる。 毎月少しずつでもいいから成長していますように。

最近の記事

『クローゼット』 千早 茜

性差関係なく好きなものを身に纏える時代がきっと来る。 時代によって男らしさ、女らしさというのは移ろうもので、誰にも咎められず、誰にも忌避されず、自分らしさを表現できる時代が来ると信じたい。 男性だけど女性服が好きで傷ついた過去をもつ芳。 幼少期に男性から傷つけられ、男性恐怖症を抱える纏子。 施設で育ち実親がいない昌。 三人が登場する主な場所はさまざまな服飾が眠る美術館。美術館を舞台に色々な人生を歩んできた登場人物たちが、服を主軸にストーリーを繰り広げていきます。 自分の

    • 転職先での勤務、4ヶ月目に突入💨

      試用期間が終了し、雇用契約を更新いたしました。 ここまで続けてこれたのは同期のおかげだと感じています。 不安や悩みを相談し、共感し合えるメンバーがいることは大切だと振り返ってみて思いました。 ・嫌なことがあっても心の中に溜め込まず、吐き出せる相手がいること。 ・お互いを励まし合える存在がいること。 そんな相手が職場にいるだけで、働きやすさというのは大きく変わるのだなと実感しています。 転職の時期も大切な要素かもしれない。そんなふうに考えるようになりました。 例えば、4月

      • キュビスム展

        2023年12月1日 上野にある国立西洋美術館にてキュビスム展を鑑賞してきました。 天気が良い穏やかな日で、紅葉の美しさに感動しながら美術館へ向かいました。チケットはWEBで事前予約済み。チケット購入の列に並ぶ必要がなく、無駄な時間を削除。携帯でQRコードを見せるだけで入場。効率的なシステムだと感じた反面、物質的なチケットを入手できない事が少し残念に感じました。思い出として、訪れた美術展チケットを集めたくなる習癖がある私。今後もWEB予約をするかどうか悩ましいところです。

        • さみしい夜にはペンを持て 古賀史健

          読みたくなるようなタイトル、装丁の美しさに惹かれ書店で購入。小説を読んでいるのかと錯覚するぐらい読みやすく、一気に読み進めることができました。 本書を読んで、アウトプットは下記を実行したいと思います。 ・「その日になにを思ったのか」や「その日になにを考えたのか」を日記に書いていく。 ・本を読むとき、声に出して読んでみる。ラジオやオーディオブックを聞く。→知っているだけではなく、「使える」ボキャブラリーを増やす。 ・スローモーションの場面を日記に残す。 ・体験したことを「これ

        『クローゼット』 千早 茜

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        記事

          君は誰と生きるか 永松茂久

          書店で見かけ、タイトルと、クリーム色の綺麗な装丁に魅力を感じ購入。読了したので、本の内容を忘れないようまとめておこうと思います! 著者と著者の師匠との会話がまとめられています。会話形式で文章が構成されているため、読みやすく、内容把握が容易だと感じました。「人との出会いは多ければ多いほどいい」「友達は多い方がいい」「すごい!と思える人とたくさん出会うのが大切」。そんなことを意識して今まで生きてきましたが、価値観がひっくり返るような読書体験をすることができました。 印象に残った

          君は誰と生きるか 永松茂久

          アンと愛情 坂木司

          シリーズ第三弾、坂木司さん著作『アンと愛情』を読みました。本作は日本文化を楽しみながら勉強できる小説だと感じ、お仕事ミステリーというよりは、歴史や日本文化に関する小説を読んでいるようでした。主人公のアンちゃんが成長していく様子も読みどころです! 印象に残った箇所 外国のお客様がアンちゃんの働くみつ屋に来た際の描写。 普段日本にいると、日本語でコミュニケーションを取れることが当然という意識が無自覚のうちに形成されてしまう。けれど、日本語を使用しない人からすると、日本は外国で

          アンと愛情 坂木司

          マティス展 

          2023年7月21日、東京都美術館で開催されていた〈マティス展〉に行ってきました。 マティス作品の色彩が好きです。気持ちが安らぐ、落ち着いた気持ちになる、ワクワクする、作品を見ているとそういった感情が沸き上がってきます。 大学で美術を勉強したわけではないし、幼少期に美術館に行った思い出は一切ありません。だから稚拙な感想しか書けないのが歯痒いです。美術作品の鑑賞方法、展示方法、作家の生涯、〈マティス展〉を鑑賞してみて、芸術の勉強をしてみたくなりました。この展示会を見に行った

          マティス展 

          星のように離れて雨のように散った 島本理生

          島本理生さんの『星のように離れて雨のように散った』を読了したので、感想文を記述させていただきます。 はじめに 今現在他に読んでいる作品の中で、『されどわれらが日々』があります。『星のように離れて雨のように散った』の中で、『されどわれらが日々』が話題に挙がっており、「今、自分も読んでいる作品!!!」と主人公に伝えたくなりました。それに加え、明記されてはいないのですが、主人公の原さんと、その友達である売野さんが宿泊するホテルはおそらく「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」

          星のように離れて雨のように散った 島本理生

          人生は28歳までに決まる! 長倉顕太

          はじめに 長倉顕太さんの『人生は28歳までに決まる!』を読んだので、レビューを投稿!私自身の根底にある考えとして、「何かを始めるのに遅いと言うことはない」と考えています。けれど、後悔しない30代を過ごすために20代のうちに挑戦しておくべきこと、そんなことが最近気になってしまい、書店でこの本を購入することに至りました。 印象に残った箇所 自己分析なんかするなという点は色濃く印象に残りました。私は「自己分析は必要」と考えています。過去から学べることは沢山あるし、過去の経験で

          人生は28歳までに決まる! 長倉顕太

          塩の街 有川浩

          『塩の街』を読んだのでNote記入。著者は『阪急電車』『植物図鑑』で有名な有川浩さん。『塩の街』がデビュー作だそうで、好きな作家さんのデビュー作を読んでみたくなり、本作を購入いたしました! 場面設定が塩害に悩まされる世界ということで、想像しにくく、作品に熱中できないかと考えていましたが、そんなことなかったです。失礼いたしました。 自然災害(特に日本だと震災)が多い国に住む私たち。未曽有の災害が起こった時の気持ちの揺らぎが、作品に反映されていると感じました。社会崩壊寸前でも、

          塩の街 有川浩

          海の見える街 畑野智美

          畑野智美さんの『海の見える街』を読了したので、感想文を投稿。個性的なキャラクター四人が、悩みながらも恋愛を経験していく様子にキュンとしました。 主な登場人物は四人。本田さん、日野さん、松田さん、春香ちゃん。人生の背景に色々な物語を持っている四人の様子が、丹念に描かれています。人との関わりを通して、考え方や生き方が変化していく登場人物たち。それぞれの抱える思いや悩みが丁寧に描かれており、人物描写が上手な作家さんだと感じました。松田さんの抱える悩みに関しては、多様性を尊重する現

          海の見える街 畑野智美

          静かな人の戦略書 ジル・チャン

          『「静かな人」の戦略書』を読んだので、読書感想文を投稿! 大きな割合で内向性を占めている性格だと感じており、内向型人間が力を発揮できる本を探していた所、良い本に出会えました! 大前提として、極端な内向型人間・極端な外向型人間は稀な存在。内向型の特質を持っていると感じる人も、外向型の特質を少しは保有しているし、逆もまた然りである。 著者は、内向型の強みや自分自身が持つ強みを見つけ、その強みを生かすために自分に合った戦略を練ったことで、力を発揮してきたそうだ。PIVOTでの対談

          静かな人の戦略書 ジル・チャン

          ありふれた愛じゃない 村山由佳

          はじめに 村山由佳さんの『ありふれた愛じゃない』を読んだので、読書感想文を投稿! 「真珠の輝きは、貝の苦しみから生まれる。」そんな一文から始まる本作。日本とタヒチで繰り広げられる恋愛に、ハラハラしました。 初めて読む作家さんの小説。情景が明瞭に浮かぶぐらい場面描写が上手で、スラスラと読み進めることができました。 ブックカバーのデザインが美しく「読んでも良し、飾っても良し」の作品だと感じます。 印象に残った箇所 淋しい淋しいと泣いて誰かが助けてくれるのは、子供の時だけ。大

          ありふれた愛じゃない 村山由佳

          アンと青春 坂木司

          坂木司さんの『アンと青春』を読んだので、読書感想文を記入! はじめ 和菓子店でアルバイトとして働くアンちゃん。個性的な仲間、お客様に囲まれながら働く様子がありありと表現されています。 『和菓子のアン』に続き、本作もミステリー要素が盛り込まれていて、推理しながら小説を読める面白さもありました。 坂木さんの文章は読んでいて、ハッとさせられることが多々あります。様々な考えを小説という媒体で明瞭に届けられる坂木さん、すごいです…。 印象に残った箇所 相手の文化を尊重して取り入

          アンと青春 坂木司

          機嫌のデザイン 秋田道夫

          はじめ 『機嫌のデザイン』を読んでみたので、備忘録としてNoteを記入。 プロダクトデザイナーとして活躍されている秋田さん。 「秋田さんの言葉にもっと出会いたい。素敵な表現、考え方をしているデザイナーの作品に触れたい。」 本書を読んで、そんな気持ちになりました。 印象に残った箇所 自分の姿が周りから見た時に「景色」の一部。 そんな考え方をしたことがなかった。自分中心で物事を見ているから、他人から見た自分の姿というのを想像することもなかった。他の人が見る景色まで気に掛ける

          機嫌のデザイン 秋田道夫

          コンカツ? 石田衣良

          石田衣良さんの『コンカツ?』を読了! 印象に残った箇所 共感。昼休みはいつも公園で休憩していた。オフィス以外の空気を吸いたいという気持ちもあったし、緑を見たり、自然に触れたくなる感情が大きかったと思う。無機質なビルの中で同じ色のみに囲まれていると、外に出て「緑が見たい…!」という思いが募ってくる。 絶望している間に人生終わってしまいそう… 人間って忍耐力のある生き物ではないから、簡単な話に流されたり、途中で挫折してしまう人が多いんじゃないかな。 そう考えると忍耐強く諦め

          コンカツ? 石田衣良