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塩の街 有川浩

『塩の街』を読んだのでNote記入。著者は『阪急電車』『植物図鑑』で有名な有川浩さん。『塩の街』がデビュー作だそうで、好きな作家さんのデビュー作を読んでみたくなり、本作を購入いたしました!

場面設定が塩害に悩まされる世界ということで、想像しにくく、作品に熱中できないかと考えていましたが、そんなことなかったです。失礼いたしました。
自然災害(特に日本だと震災)が多い国に住む私たち。未曽有の災害が起こった時の気持ちの揺らぎが、作品に反映されていると感じました。社会崩壊寸前でも、人は人を愛して日々を丁寧に生きていく。恋愛って素敵だなって、そんな風に思いながらサラサラと読み進めることができました。
「小説とか普段読まないし、最後まで読み切れる自信ないよ!」そんな方にお勧めしたい作品です。

読んでいただきありがとうございました。



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