記事一覧
『クローゼット』 千早 茜
性差関係なく好きなものを身に纏える時代がきっと来る。
時代によって男らしさ、女らしさというのは移ろうもので、誰にも咎められず、誰にも忌避されず、自分らしさを表現できる時代が来ると信じたい。
男性だけど女性服が好きで傷ついた過去をもつ芳。
幼少期に男性から傷つけられ、男性恐怖症を抱える纏子。
施設で育ち実親がいない昌。
三人が登場する主な場所はさまざまな服飾が眠る美術館。美術館を舞台に色々な人生
さみしい夜にはペンを持て 古賀史健
読みたくなるようなタイトル、装丁の美しさに惹かれ書店で購入。小説を読んでいるのかと錯覚するぐらい読みやすく、一気に読み進めることができました。
本書を読んで、アウトプットは下記を実行したいと思います。
・「その日になにを思ったのか」や「その日になにを考えたのか」を日記に書いていく。
・本を読むとき、声に出して読んでみる。ラジオやオーディオブックを聞く。→知っているだけではなく、「使える」ボキャブ
星のように離れて雨のように散った 島本理生
島本理生さんの『星のように離れて雨のように散った』を読了したので、感想文を記述させていただきます。
はじめに
今現在他に読んでいる作品の中で、『されどわれらが日々』があります。『星のように離れて雨のように散った』の中で、『されどわれらが日々』が話題に挙がっており、「今、自分も読んでいる作品!!!」と主人公に伝えたくなりました。それに加え、明記されてはいないのですが、主人公の原さんと、その友達で
機嫌のデザイン 秋田道夫
はじめ
『機嫌のデザイン』を読んでみたので、備忘録としてNoteを記入。
プロダクトデザイナーとして活躍されている秋田さん。
「秋田さんの言葉にもっと出会いたい。素敵な表現、考え方をしているデザイナーの作品に触れたい。」
本書を読んで、そんな気持ちになりました。
印象に残った箇所
自分の姿が周りから見た時に「景色」の一部。
そんな考え方をしたことがなかった。自分中心で物事を見ているから、他人
コンカツ? 石田衣良
石田衣良さんの『コンカツ?』を読了!
印象に残った箇所
共感。昼休みはいつも公園で休憩していた。オフィス以外の空気を吸いたいという気持ちもあったし、緑を見たり、自然に触れたくなる感情が大きかったと思う。無機質なビルの中で同じ色のみに囲まれていると、外に出て「緑が見たい…!」という思いが募ってくる。
絶望している間に人生終わってしまいそう…
人間って忍耐力のある生き物ではないから、簡単な話に流