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静かな人の戦略書 ジル・チャン

『「静かな人」の戦略書』を読んだので、読書感想文を投稿!
大きな割合で内向性を占めている性格だと感じており、内向型人間が力を発揮できる本を探していた所、良い本に出会えました!

大前提として、極端な内向型人間・極端な外向型人間は稀な存在。内向型の特質を持っていると感じる人も、外向型の特質を少しは保有しているし、逆もまた然りである。
著者は、内向型の強みや自分自身が持つ強みを見つけ、その強みを生かすために自分に合った戦略を練ったことで、力を発揮してきたそうだ。PIVOTでの対談でも述べられていたが、東アジア文化圏では、小さい時から「弱点を克服する」ように教育をしてきた傾向がある。そうではなく、内向型の強み、例えば傾聴力や謙虚さをより生かすことで、より大きな力を発揮することができるそうだ。
また世間一般では、外向型の人がより賞賛される傾向にある。そのため、内向型人間であるにも関わらず、外向的な性格になろうと仮面を被り、本来の強みを発揮できていない可能性がある。

自分らしく内向的な性格のまま生きて良いし、無理して外向的な性格になろうと頑張らなくても良い。ありのままの自分で人生を歩んでいって大丈夫なのだと気付くことが出来ました。
本書の中で、内向型に関する参考文献が登場していたので、翻訳されている本は読んでみようと思います。内向型である自分の強みをより生かすことができるように。

読んでみたい参考文献
『内向型人間のすごい力』
『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』
『内向的な人こそ強い人』

文字ベースでジル・チャンさんの意見を知るのも面白いですが、Youtubeで本書に関する対談もあったので、視聴してみると学びになるかもしれないです…!
前編と後編に分かれており、深く著者の意見を知ることができると感じました。

読んでいただきありがとうございました!

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