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離婚を決意する

長女である私と長男である弟に対する母の育て方は
歴然と違っていた、

中学の時から、万が一寝坊しても誰も起こしに来てくれない。
寝坊する、遅刻するのは自己責任と母に言われた。

しかし、母は弟には余裕をもって
『朝だよ 起きなさい』と声をかけていた。

おかしくないか?
差別じゃないのか?

母に なぜ?と聞くと
男は結婚したら奥さんが起こしてくれるでしょう?
あなたは結婚したら
旦那さんに尽くさないとならないから
今からきちんと一人で起きられるようにならないとね
と母は私に言った。

それがどうだろう。
現在、弟は奥さんから
『なんで、一人で出来ないの?
 なんで私を手伝おうと気持ちが起きないの?』と
いたわりの気持ちがないということで
ちょいちょい怒られている。

母はそれをFBで見て
『なんで奥さんの気持ちがわからないかしら?』と
嘆いているが

私から言わせれば
母がそのように弟を甘やかしたからだと
言いたくなるけど
それを言っちゃあおしまいよ とわかっているし
壮絶な母娘けんかが勃発するので
私は黙っている。

話はもとに戻るけど
ところで、この令和の時代、妻がなんでもやってくれる夫なんているのか?

さて、
随分前のことではあるけども、離婚を決意した原因を
このyahooの記事『男は会社 女は家庭』を読んで思い出した。

元夫は、車の保険や車のローン約4~5万円を月々の支払から
自分の趣味などの支払いはボーナスから
自分のためにお金は惜しまない(ように見えた)。

私と子供二人にはひと月6万円しか渡してくれない。
銀行の口座も私はみたことがなかった。

いくら儲けて、いくら使っているのか知らなかった。
そして月に一度必ず来る銀行からのお支払いのお知らせの封書。
銀行に月1万払えば借金しても平気という
私には理解不能な言い訳も伴って。

私と子供二人はその6万の中から
洋服を買ったり、トイレットペーパーやら
安い化粧品を買わなければならず
6万っていったって
食費も含まれていますから、ホント。

お金のやりくり+
子育ては夫は自分の都合とやりたいときだけ
だから、彼が家にいても
私は子供の面倒をみながら
お昼や夕ご飯を作っていたわけで

なぜか、手伝おうという気持ちが出てこない人らしかった。
そして 私が美容院に行きたいとか
友達とちょっとお茶しに行きたいとか
そういうのは事前に必ず夫の許可が必要だった。

私は結婚8年後に
なぜ、こんなに奴隷のような生活をしなければならないのだろうか

と疑問がふつふつと少しずつではあるが湧いてきた。

人間何か行動を起こす時
私は3つ以上の理由が必要だと思っている。

たった一つの理由で
大きな決断はしないからだ。

私の場合の離婚を言い出すきっかけとなった3つの理由
1 妻という名の奴隷化
2 自由になるお金は皆無
3 育児ワンオペ

いくら優しい夫でも
この3つがある限り
私は不幸のどん底であった。

一緒に住むことが出来ないってこういうことだと思う。

子供が生まれる前は
私も働いていたので
お金に対する不満はなく
夫は優しい人だったので
このまま子供が生まれても
大丈夫だと思い込んでいた。

しかし違った。
違いすぎた。

というわけで わたしから離婚を切り出した。

離婚した人ならわかるだろう。
離婚にあれほどエネルギーがいるとは思わなかった。

離婚したい はいそうですか
となるわけじゃなくて

離婚したいです
え なんで!?

というところから始まるわけで

しかも 離婚したい 離婚したいと思い始めたら

夫が努力するからと言ってきても
それは所詮今言っているだけで
半年もすれば元通りだって理解していた。

人間ってそうそう性格、趣味嗜好、行動は
変えられるものじゃない。

離婚したい=頭の中は既に離婚を決めている

というわけ。

いろいろとあったけど
結果、離婚出来て万々歳。

つくづく
運命は自分で切り開くものって思う。

まったくその通り。

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