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ベリーダンス ダンスは嗜好品

正直な話
日本は不況である。
こんな不況な状態でお金を払って習い事をしたいという方は
月々のお金が余っている方だと思う。
もし自分の生活費がいっぱいいっぱいだったら
月に1万円の捻出は難しい。

習い事っていうのは
精神的金銭的余裕がないと始められない。
どうしても強い目標がないと続けられない。

ダンスを続けるにあたっては
その1
一人で趣味として続ける
都内に住んでいる関係上
区内のコミュニティセンターの格安で
綺麗なダンススタジオを借りられるので
一人で踊って楽しんでいる。

2 生徒を募集してサークルを作る
これも都内ならハードルは低いけど
自分が休みたいときには休めない。
例えば旅行に行きたいとか
親が具合悪いとかってあっても
きちんと教えないと信頼関係は崩れる

3 SNSで発信する
ハフラもショーもコロナの関係でできないもしくは
少なくなっているので
自己表現のできる回数がめっきり減った。
それゆえ、YOUTUBE TICTOK INSTAGRAM
それぞれのショート動画なりを駆使して
発表するのも悪くない。

その際は、いいねや見てくれる人が少なくても
気にしないというのが前提だ。
いいねや見てくれる人が少ないと
がっかりしてやる気のなくなる人には不向きだと思う。

中には、見てほしいからといって
ベリーダンスとは程遠い露出が高い動画を
みると個人的にはげんなりする。

4 よそのお教室に習いに行く
これははっきりいってインストラクターが嫌がる。
個人レッスンを受けている先生はいたけど
個人レッスンは正直バカ高い。
それで体慣らしくらいの気持ちで
スポーツクラブのベリーダンス教室にいくと
インストラクターよりも上手に踊ったりして
目立ってしまい、露骨に嫌な顔をされたり
体験で近くのベリーダンス教室に行って
インストラクターに喧嘩を売っているわけでもなく
すみっこのほうで習っていても
どうしても鏡に映ってしまうので
目立ってしまう。。

5 ワークショップを受けに行く
ワークショップならオールレベル対応で
外部の生徒さんなども気軽に受けられるという利点はある。

しかし、反対にネガティブな意見として
ワークショップの時間内で
果たして振付をすっかり覚えられるのかという疑問。
どこのワークショップでも最後はビデオ撮りをOKしてくれるているけど
ではそのビデオをみて練習するかというと
また別の問題が起きる。

ワークショップは非常に高いお値段を払う。
そのお値段に見合った自分の学びができるかどうかで
そのワークショップに払った対価が
プラスとなるかマイナスとなるか。

もっとも、以前のようにショーやらハフラやら
開催されるのであれば
ワークショップで習った振付を披露できるけど
その機会もがくんと減ったし

オンラインワークショップも受けたけど
あれはインストラクターの足元がよくわからない
全身の動きがよくわからない
ということがあって
受講するのはやめた。
オンラインワークショップでさえも
高いところは1万円前後して
家でダンスするってハードル高い。

狭い部屋 小さい鏡
小さいPC画面 
ベールやアサヤなど使用しても
思い切り振りまわせない。
それでも習いたい人にはオンラインワークショップも
貴重であるので
人それぞれ やりたい人はやればいいけど

私もそれほど収入があるわけじゃない。
私も不況の犠牲者だ。

なので、個人レッスン来ない?と
自分の先生に言われても
そのお金が1万円前後も払うとなると
二の足を踏む。

本音を言えば
1時間で1万円前後払えませんよ。
お金ないと。
ショーもハフラもないし。

対価を考えるなら
ダンスに大金を払わなくても生きていけるけど
ダンスとおいしいもの、ダンスと旅行
ダンスと日々の生活費を比べたら
どうしてもダンスの方が負ける。

ダンスは嗜好品だから
なきゃ困るというほどでもない。

こういう状況なわけで
コロナと不況も絡み
私はダンスを現在教えてはいない。

ネガティブな記事ではあるけど
これが現在日本が直面している真実だ。

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