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続・念願の「位山」登山に行ってきた!

今回は、引き続き、岐阜県高山市一之宮町にある「伝説の山・位山」登山の続編記事となります。

(*ちなみに、上の写真の積雪がある山は、位山ではございません。)

登山口から山頂までが、5.5kmの道のり。
普段、低山登山ライフ(片道2.3km)を満喫する小生としては、距離の感覚のズレがあり、登山道は長く感じたものの、山道の途中に点在する不思議な岩と木を眺めながら、何とか山頂付近に到着!

山頂へ行く前に「天の泉」の水をいただきに行きました。

次の写真は、その途中に眺めることできる「乗鞍岳」になります。

絶景

乗鞍岳は3026mになります。
山頂には、まだ積雪が見られました。
登山開始時は、空の落書きがありましたが、徐々に消えて行き、ご覧の通りの青空に!正に「絶景」でした!

そして、写真のスポットから200m歩いたところに「位山 御神水」が!

凄い

当時は、登山者が誰もいませんでしたので、水の流れる音と蛙の鳴き声だけが聴こえ、何とも言えない幻想的な雰囲気でした。

それにしても凄いですよね。
山頂で水を汲むことができるなんて…。
実際にお水に触れてみると、凄く冷たかったです!

感謝していただきます

わたしは、持参したお茶を飲み干し、空いたペットボトルの中に御神水を汲みました。
しかし、本当に不思議に思うのは、山頂でなぜ湧水が流れているのでしょうか?山頂に積もっていた雪解け水なのでしょうか?

噂では、厳冬期でも水が枯れることがないようです。
これは、わたくしのぶっとび妄想(よだれ)なのですが、位山山頂付近で、水素と酸素の化学反応が起きており、水が生成されているのか?
山の下降から頂上まで水が何らかの作用で、汲み上げられているのか?

「真相はいかに?!」

湧水を汲んだ後は、しばし場の雰囲気に酔いしれ…酔いが醒めた後に来た道を戻り、いざ山頂に向けて歩きます!

水汲み場から歩いて、10分弱。

遂に!遂に!

位山山頂に到着しましたー!!!

最高~

位山(1529m)
登山開始が12時14分で山頂に到着したのが14時3分でした。
1時間49分で登頂しました。

位山山頂と言いつつ、周りの景色を見渡すことができない場所になります。そういった事もある意味、興味がそそられる不思議な山だなあと思いました。

実際に周囲を一望できる場所が、山頂から3,4分歩いた所にありました。

うわ~♡

その場所は、最高でした。

今から何万年も前に「かの者」が眺めていた場所なのでしょうか。
写真では、少しわかりにくいのですが、雪で真っ白な「白山」が一望できます。

早速、わたくしは、だ~れもいない快晴に包まれた、1529mの位山山頂で、手作りの丸太の椅子に座らせていただき、昼食をいただきました。

贅沢が過ぎる昼食

わたくしは「三度の飯よりおむすびが好き」 w

おむすびの具材は、梅干しです。(キュンでぇす)
白米に天日干しの天然塩をふりかけ、梅干しを投入し、海苔を巻きました。

山頂メシ、うみゃかった~♡

ふがー!氣持ちがE~

それにしてもこれ以上ない、青空!太陽も近く感じました!

噂によると(噂スッキやなw)…位山山頂はゼロ磁場らしいです。
しかし、それが何を意味するのかまでは、噂では情報を得ることができませんでした。(ズテッ)

しかし、手を上に伸ばしながら、ぎゅーっと体も上に伸ばした後に、肩をグルグル回すと…

あれ?

(あらやだ奥さん)

「めっちゃ体が軽い!」

となったのは事実です!

さて、時刻が14時27分だったので、そろそろ下山することに。

来た道を帰ります。

誰もいない

今回の登山で、すれ違った登山者の数は12名でした。
下山時に登っていかれる方とは3名すれ違いました。

登山時は終始、鶯の鳴き声が聴こえ、心地良かったです。

登山道の至る所が、ぬかるんでいました。

少し余談になりますが、「位山」についてネットで調べていると、下記の説明文を見つけました。

「位山は、岐阜県の県木であるイチイの木の産地として有名で、位山のイチイの木を笏(しゃく)の材料として、天智天皇に献上した際、この木が一位の官位を賜ったことから木はイチイ、 山は位山と呼ばれるようになったという説があります。現在でも、天皇陛下の即位に際して、位山のイチイの笏が献上されています。」(某記事を抜粋)

次の写真は、何度も撮影を試みるも、光が射し込みました。

おー、光ぃー

偶然でしょうかね (笑)
偶然でしょうね (笑)

下山時は、無になったり…考え事をしたり…いい時間を過ごすことができました。

スキー場からの景色

登山口から1.5kmにあるスキー場まできました。
下山完了まで残り1.5km!
油断せず進みます。

ゲレンデ道

そして、スキー場から15分!遂に!
登山口へ戻ってくることができたのです!

下山開始時刻は14時27分で、登山口到着が15時48分でした。
1時間21分で下山完了。

登頂に1時間49分。
下山に1時間21分。

合計3時間10分の登山となりました。

藤の花

駐車場に戻る途中に、藤の花を見つけました。
高山市では、今が見頃のようです。

駐車場からの眺め

わたくしは、去年から「伝説の山・位山に登りたい!」という目標を掲げ、友人の後押しにも感化され、この度、遂に目標達成の実行に移すことができました。改めて、今回、背中を押してくれた友人に感謝したいですね。

今まで、高い山の登山は「大日ヶ岳(1709m)」と「高賀山(1224m)」の2つの経験しかありませんが、位山のような巨石に絡みつく木を見かけることはありませんでした。そして、今回、そのような風景を目の当たりにして、「歴史」や「時代」という言葉が当てはまらない、正に「太古」という言葉がふさわしく、やはり「位山伝説」は本当なのでは?という気持ちに駆られたのも事実なのです。山頂の「御神水」についても、この地が氷河期を迎えていた、今から何万年も前に「かの者」が山頂に避難して、生命維持のために「使用していた水」もしくは「そのために注がれ始めた水」だとしたら?と思うと…胸がドキドキワクワク♪ しませんかー?(笑)
後、山道には、大木が倒れ、道を塞いでいる箇所が数か所存在するのですが、その倒れている大木が、尚「生きている」氣(エネルギー)を感じたのです。(ごめんなさいね、胡散臭い表現で苦笑)
まあ~どの山でも、同じような風景に出くわしたら、同じ表現をしているのでしょうけどね。 (指ツンツン)

今回は、初の位山登山で、登山開始時刻も遅かったこともあり、山頂でゆっくりする時間もあまり取る事ができず、急ぎ足での登山になってしまったので、是非2回目の登山をしたいと思いました。

(余談ですが、登山前に位山の麓で湧水を汲んだのですが、その時に、ご年配のご夫婦が先に汲んでいたにも関わらず、わたしに「先に汲んでいいよ」と、譲っていただきました。そのご夫婦と少しお話をさせていただいたのですが、会話の際の飛騨弁が優しく心地よかったのです。本当に優しいご夫婦との出会い「一期一会」にも感謝の氣持ちで満たされました。)

[位山登山で不思議と思った事]
・ゲレンデの登山道を登っていた際、地鳴りが2度ほどした。
・下山時、快晴の空から水滴が数滴落ちてきた。(下山後、水無神社にいた時にも同じ現象を経験した。)
・登山道の至る所にぬかるみがあった。
・巨石に絡む木がうねりを伴っていた。どういった現象なのか?
・無数の巨石はなぜできたのか?
・山頂の水の原理は?

いや~急遽実行に移した位山登山でしたが、本当に行って良かったと思いました!

皆さまも是非、高山市にある位山での「不・思・議」を体験してみて下さいね!!

長くなりましたが、今回もお立ち寄りいただきまして誠にありがとうございました!

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