マガジンのカバー画像

羽ノ砂𓂃 ࣪˖ ִֶָ𐀔と_詩

108
羽ノ砂𓂃 ࣪˖ ִֶָ𐀔と詩でございます。 私の詩作の中にある、スキやコメント、共有, 等 してくださると、とても嬉しいです。 応援よろしくお願いいたします🙂‍↕️🙂‍↕️
運営しているクリエイター

#散文詩

ᰔᩚ詩_ / 工事の響き

何も手につかなくなった今

ワタシは存在していていいのだろうか

この世で1番有害に感じてしょうがない。

ただ酸素を吸うためにここに居る今

もっと前に こうなる前に

ワタシの理由を考えるべきだった。

もう狭い 狭くてみてられない

ワタシの心を海底埋めればいいのだ。

埋めちゃえ 

埋めてほしい

の。 

ᰔᩚ詩_ / 母。

ᰔᩚ詩_ / 母。

明日

明後日

笑えている遠くを想う。

離れたいと願えば

悪化してしまうのは何故なのか

ただ普通に過ごしたいのに

何も起きない謎。

不満が募るこの数字は

ワタシに

「大丈夫じゃない」

そう そっと言うだろう

※ この写真は、私が撮影したものです。

ᰔᩚ詩_ / 地球ブルーベリー

ᰔᩚ詩_ / 地球ブルーベリー

わたしはブルーベリー
なんにも知らないままに
わたしはブルーベリー
なんでも流れるままに

いつも軽く対処してたから
でもしっかりフォーカス出来てたよ
地球で生きてきた顔して
今のままで見てみたいの

わたしはブルーベリー

あなたはブルーベリー?

いつのまにかスプーンからこぼれ落ちた
わたしゆらゆら見つめてるだけ
地球で生きているはず
でもそれもすこしダメだったみたい
すこし直そう私のブルーア

もっとみる
ᰔᩚ詩_ / 信じま昇華

ᰔᩚ詩_ / 信じま昇華

心の昇華活動。

ワタシの嫌な考えもあなたの事も

受け入れるために。

改良を重ねて また落ち着いて

さあ 排水溝へ 流しましょう

一言一言を、一度処理してみませんか?

私は切り替えるのです。

人である以上

よくその目に焼き付けなさい

濁り水と共に消えてゆくその言葉

あなたは忘れないで

あなたを忘れないでいて

※ この写真は、私が撮影したものです。

ᰔᩚ詩_ / 甘くてあまい

甘いチーズケーキ

あまく香る蒸らし2分の紅茶

私一人のティーパーティ

太陽の下を歩きゆく生活音
風を味方に飛び交う鳥たち

甘い甘い口の中で

私の心はボウガンの様

世の痛みは鋭く苦く
おい と突き放す大きな声

私の口の中巻き起こる

感情の200m走は

正午のお知らせとともに消えてった

ᰔᩚ詩_ / 一番の他人

落ちていく 落ちていく

水に沈む青汁のように

堕ちていく 堕ちていく

先の見えない洞窟へ

今の私 過去の自分 未来のあなた

ガッカリしなくていいの

なんとかなるのだろうから

なんとかなるから

イヤ と たとえ 投げ出したくなっても

なんとなく幸せでいられるよ

いつかきっと腑におちるのだから

ᰔᩚ詩_ / 海を飲んだ心

ᰔᩚ詩_ / 海を飲んだ心

息が詰まるのです

息が詰まるのです

怯えてしまって

焦ってしまって

あなたには

私の姿が見えているのでしょうか

私には

あなたの姿を見ることはできません

教えて欲しいのです

ゆったりとじんわりと

過ぎゆくこの季節に

あなたの姿を私に見せて欲しいのです

※ shi_sunao様のお写真を使用させて頂いています。

ᰔᩚ詩_ / 2Bの鉛筆

2年ぶりに、私は絵を描いた。

褪せない何かを信じるために

自分と向き合うことを恐れないために

私もあなたも、

ただ生きているだけでいい、

ただ自分を愛してほしい。

繰り返し訪れる落胆を

胸に所有して生きていくとしても、

「きっとなんとかなりますように。」

その言葉と共に、2Bの鉛筆を通して

そう、願いを込めた。

ᰔᩚ詩_ / 魔法のスリスリ

布団の中で足をスリスリする癖

意味のない感情に巻かれた時

寝付けなくなった時

なぜかそうしてしまうのです。

魔法のランプのように

スリスリ スリスリ

なにか出てきてくれないものか?と

叶いもしないことを想像しちゃったりしながら

今日も眠りにつくの。

私だけの魔法のおまじないで

あなただけの魔法のおまじないで

眠れぬ夜を、ゆっくりと ゆっくりとね

ᰔᩚ詩_ / 鏡の9月

夢は悲し

現実は許し

穏やかさ

満たす食事

私の足元の水溜り

時は裏道

寝床は冬

いつの日かを待ち侘び

脛に砂をかけてる

ᰔᩚ詩_ / 祈り

レースカーテンにうつる小さな影

それは私の幻覚で

静かなる部屋に響く小さな足音

それも私の幻聴で

記憶の隙間風が

私の心を冬にする

やがてくる私の春まで

鼻水を垂らし 声を上げ

泣かせてください

たくさんの祈りを たくさんの言葉を

私の手帳に綴らせて

ᰔᩚ詩_ / ◯

目に見ることのできない

心の手からこぼれ流れゆく海

孤独に家を探しにゆく綿毛は幸福

意味を探し 意味を作って

モノクロームの言葉を絵に

目に見ることのできない孤独

形のない手という概念から生まれる月

私はここに居るけれど

名前をつけたらお終い

羽のように軽い 羽よりも重い

目に見えないものを追い求めたい

ᰔᩚ詩_ / 紅茶の返事

私の内側がスッキリとしている

リンゴ酢を紅茶に一杯入れるあの美味しさ。

そして、 鮮やかに変化してくれる様に

私の内側は、 とても堂々としている

これから先何が起きたとしても

大丈夫でいられると確信

「変化」

それはやっぱりポジティブだった。

ᰔᩚ詩_ / ついていきます

想像してみてほしい

その一文の強さ

肺の中に住む七人の妖精

悲しみの湖に行くことを許してくれている

風は強く、月が見えないその日。

私の冒険は肺の中に染み渡る

可視化されてない内側の宇宙に

言葉を自由に組み立て歩き

幼き頃のおもちゃを手放し

否定のない全ての祝福を願い送ります。

強く 弱く 私のままに