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切れ痔になりました。

デリケートなお話なので苦手な方は遠慮してくださいね。


私は、いぼ痔だ。ある日、突然いぼ痔になった。


いぼ痔になった経緯はブログにも掲載している。ちなみに、このいぼ痔ブログが今のところ閲覧数No.1だ。

そして、今、切れ痔にもなった。もう肛門が心配でたまらない。私の肛門はどうなってしまったのか。。。


いぼ痔の手術をする予定だったのだが、タイミングが合わず延びのびになってしまった。そんなこんなで、いぼ痔は痛くもないし、大人しくしてくれている。だがしかし、密かにいぼ痔が再活動を始めるのかドキドキしている。


まるで、「休火山」みたいないぼ痔。


そんななか、何かがおかしいと思ったのは一週間前。なぜか、血が出てたんです。きれいな鮮血。大量じゃない、ちょっとだけ。てっきり、いぼ痔が活動を始めたのかと。休火山から活火山になったのかと。噴火を始めたのかと恐怖に慄いた。

すぐに病院に行きたかったのですが、出張中で行くこともままならない。仕事をしてても、気になるのは肛門。

私は、打ち合わせ中もお尻に力を入れ肛門を動かす。痛くないか確認している。気取って真面目な話をしているとき、雑談でなごやかに話しているとき、しれっとした顔で肛門の心配ばかりしている。

本当に少量なんですが、血が止まらないんですよ。なぜ?トイレットペーパーを丸めて肛門に当て止血を試みる。とても人に見せれない格好で力強く数分間、肛門を抑え続ける。止まらない・・・

何より、一番怖いのがトイレの時間。ウォシュレット使うじゃないですか。ヒリヒリ痛い!それも結構な痛み!思わず「痛ーい!」って叫ぶくらい。このときはまだ、切れ痔になったことなんて思ってもいなく、いぼ痔のせいだと思っていた。

今までウォシュレットでこんな痛みを感じたことはなかった。血はもう3日も止まらない。ウォシュレットは痛い。私の肛門どういうこと!

出張から帰り肛門科へ飛び込んだ。

県内一の痔の名医だ。しかも、近所だった。マンションから車で5分程度。そんな近くに名医がいるなんてツイてる!

病院はあいかわらず患者さんでごった返している。座る場所もない。この人たち、みんな痔なのか?心強い仲間じゃないか。

本当は話しかけて聞きたい「いぼ痔ですか?」「切れ痔ですか?」「いぼいくつ?」「どんなケアしてます?」って。。でも、さすがにセンシティブすぎて聞けない。

大人しく名前を呼ばれるまでひたすら待つこと1時間。今回は早い!意気揚々と診察室に入りお尻を出す。先生はいない。看護師が一人いるだけ、いつものように、先生に会ってご挨拶する前にお尻を先に見せるんだ。

お尻を出して横になって準備ができたら、先生登場。私はふと思った。この先生は生涯、数えきれないくらいの肛門を見るんだろうな。きっと、思い出深い肛門もあるんだろうなって。


そして、先生が一言「切れてるねー」って。


切れ痔なんて想定外!「えー!切れてるんですか?なんで?いぼ痔からの出血じゃないんですか」と顔面蒼白。

先生が薬をやさしく塗ってくれた。そのあと、先生とのお話。あいかわらず私の肛門の筋肉は強力らしい。ここを削らないといけないと再度話を聞いた。ついでに、いぼをとるから二週間は入院って。

とりあえず、薬を処方してもらって終わり。だが、心は嵐が吹き荒れていた。だって、いぼ痔と切れ痔のダブルコンボだよ。どういうことよ。

今、カフェで仕事の合間にブログを書いてる。お客さんを見渡し、この中に痔で悩んでいる人が何人いるのか考えてしまった。

そして、あいかわらずしれっとお尻に力を入れ痛みの確認をしている。






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