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読書記録【ビブリア古書堂の事件手帖3〜栞子さんと消えない絆〜】

〜今日の1冊〜

今日は前作に引き続き三上延さんの作品を紹介します。

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれない―。これは“古書と絆”の物語。

Amazonより

〜読後の感想〜

今回は、家族同士のお話が入ってきたので個人的に読むのが少し辛かったです。
ただ、1冊の本を通じていろんな人達が1つに繋がっていくのは古書ならではなのかな〜って思いました。
今まではあまり登場してこなかった栞子さんの家族についても少しずつ謎が溶けていくので先がますます気になります。
300ページもない短い作品ではありますが、サラッと読める中にしっかり物語が作られていてとても読み応えのある作品です。


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