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漫画感想BAN 第二十三回第二章「何にしたって、社会人に大切なことは偏に協調性に尽きるわけで」

はじめに

 前回はこちらです。詳しくはこちらです、どうぞ。


第二章 週刊ヤングジャンプ

第一節 キングダム

 真正飛信隊メンバーが招集され、新たな組閣の結果、昴君と干斗が百人将に昇格。干斗は崇原立っての御指名だけあって、期待は大きいですわな。
 その他にも、尾平、澤さん、中鉄が三百人将竜有が五百人将、田永、竜川が千人将、沛浪、田有、我呂、満童が二千人将、崇原が三千人将、そして、五千人将には渕さんと楚水が選出されました。

 それは同時に羌瘣の方でも、新たな組閣が行われていたようです。
 飛信隊と打って変わって、ゆるい空気の彼等ですが、将軍である彼女に甲冑をプロデュースしようとしたりとおかしな方向性なんですが、本当にやれるのか、お前ら?

 組閣決定により、本格的な練兵への調整が始まり、六万にも及ぶ兵を実践投入する為の大いなる戦への準備が始まりました。
 百人将の頃からを思うと今回は何とも、感慨深い気持ちでいっぱいですね。しかも、六万と言う大所帯ですからね。これ程の兵士を引き連れ、戦うとなると背負う物はこれまでの非にならない物ですから、責任重大です。

 一方、南陽の実質的支配者である剛京と前任者である龍安でしたが、中々、上手く噛み合わず仕舞い。
 南陽の民のフラストレーションは高まっているように思われましたが、ここでまたしても事件が発生します。
 それは南陽の民が騰軍の秦兵を刺したというものでした。
 経緯は、秦兵達が住民の女性を暴行。止めに入った父親が斬首され、その報復としての行動によるものでした(騰軍何やってんだとは言うけれど、これが普通)。
 無論、秦軍を擁護し、その責任の一端を南陽の民に押し付けると思われたのですが、剛京は騰軍を斬首と言う判断を下します。
 剛京さんにとって、如何なることがあっても揺るがない司法に対する絶対的自信。その前には、秦人も韓人も関係はないのだと。
 彼の中にもまた変わろうという意識の変化があるのかもしれません。

 こうして、騰軍との本格的な戦闘訓練の末、着実に力を増す飛信隊。
 南陽でのトラブルは絶え間なく発生しましたが、その度に南陽と絆は増し、騰の理想とする南陽は出来上がっているように見えました。
 時は流れ、年明けの紀元前230年。全中華待望の新鄭への戦の幕が開こうとしていたのでした。

 お互い、無傷のまま、訪れたこの戦。正に総力戦に等しいこの一戦。
 今度は無傷では済まされない程の大戦は間違いないのですが、いよいよ、韓の本気が見られるんですね。楽しみ半分不安半分ですが、最後に戦ったのが、あの毒使いの成恢だっただけに、今回はどんな奇策計略で挑んでくるのでしょうか?
 何より、ここ数年いいとこ無しの飛信隊が満を持しての躍進ぶりが見られるので、皆々様も座して待つことにしましょう。

第二節 【推しの子】

 海に飛び込むアクアとカミキ。沈みゆく意識の中、カミキは生きようとしていましたが、力が入らなくなり、やがて、ハガレンの真理みたいな何かに、取り込まれようとしていました。

 彼自身、アイが生きていたことだけが、生への実感を感じ取っており、年齢を重ねる毎に薄れていくその感覚に苦しんでいました。
 それが罪の意識であっても、感じ取りたかったアイへの思い。残念だったのは、ルビーを殺せば、もっと君を感じることが出来たのかな?と最後の最期まで、反省も後悔も無い彼の人生は幕を閉じました。
 カミキには同情も憐憫の情も沸かない最期だったんで、二度と転生しないことを願います。転生もしないだろうけどさ。

 そして、アクアは海中で独り漂っていました。自分の使命は見つかった?とツクヨミは語り掛けると彼が神様から、こんなズルが許された理由。
 それは、復讐の為ではなく、自分の妹を守る為だったと回想するアクア。
 思い出すのは妹・ルビーとの楽しかった日々。生まれた時から、転生する前までの2人。彼の中には、ルビーがこれだけ詰まっていたんですね。

 アクアの死は規定路線だったんですかね。これはもうどうすることも出来ないんですかね。
 ツクヨミが現れたのは、彼をあの世に迎えに行く為なのか、それとも、彼を救う存在なのか?ツクヨミは彼にとっての何になるのか?

 僕個人としては、これで良いという残酷な感情もあるのですが、そうなると新たな傷が増えてしまう気がして、そうはならんやろの気持ちも強いです。
 死んでHAPPYENDなんて、許される気もしないよ。それは感動の押し売りみたいな気がするので、そんなエンディングはやめてくれよな。

第三章 僕の心のヤバいやつ

 諏訪さんとの1対1での戦い?に挑む京ちゃん。
 諏訪さんにとっても、杏奈ちゃんを何とか文化祭に行かせたかったが、今後のプランを考えるとこの対応がベストであり、京ちゃんが良い影響を与えているだけに、住所特定されるのは危険よな。

 京ちゃんは、諏訪さんに感謝を述べ、その場を離れます。付き合ってるのは、バレてるのね)。
 その先に待機していた萌子と足立でしたが、敵ではないと諏訪さんを助けます。この時の京ちゃんの心情は如何ばかりだったことやら。
 京ちゃんは、何事も無かったように、その場を離れますが、流石に諏訪さんには全てお見通しだったようで・・・。

 京ちゃんは杏奈ちゃんに電話を掛けて、会話しようとしますが、上手くいかず。焦燥に駆られる京ちゃんの辿り着いたのは、自身の担当する教室で催されていた迷路でした。
 半沢さんに入ってと強引に押し込まれ、仕方なく迷路に飛び込む京ちゃん。
 全てをわかってはいたので、何も面白くはないのですが、とりあえず、杏奈ちゃんに電話を掛けてはみる京ちゃん。
 すると電話の音が聞こえ、その先を進んでみると其処に居たのは、杏奈ちゃんでした。
 見つけるまでのモノローグが、もうしんどいよ。中学生の純愛とは思えない質量をぶつけて来るんだもの。京ちゃんの思いがさく裂していましたね

 杏奈ちゃんを抱きしめる京ちゃん。どうやら、今日だけは御忍びで来ていたようで。
 京ちゃんは、杏奈ちゃんにこれからのことを話し、今後一切、受験が終わるまでは、遭わないことを誓います。
 大粒の涙を流す京ちゃんに、杏奈ちゃんはその涙を掬い取るようにキスをして、唇に方向を変えます。
 
 口づけを終えた後、杏奈ちゃんはああうん、そうしよと何処か軽い言葉で締めます。
 京ちゃんを信頼しているからこその大丈夫の一言には、杏奈ちゃんなりの覚悟が見え隠れしているように思われます。

 これで文化祭編は終わり何でしょうか。それは誰にも分かりませんが、これで次回から受験勉強編が始まり、いつの間にか、受験が始まってそうですね。
 学校ではフラれたキャラであり、外では会うことが許されない京ちゃんと杏奈ちゃんに居場所は無くて、これ以上何が出来るんでしょうか?
 芸能人であるということ、そんな天の上の存在と接するということが、こうも彼等を苦しめるというのか。【推しの子】みたい。全然違います。

 そろそろ、あの映画の完成も近づきつつあるので、それを見て、終わってしまうんですかねぇ?

第四章 一言でまとめたい感想戦

 長文で書きたいわけじゃない。けれど、Xに出すのは期限切れの漫画感想をこちらで書いて行こうと思います。
 こちらでどうか、供養させて貰います。説明がないのは、お察し下さい。

  1. ひまてん! カレーは偉大。

  2. 逃げ上手の若君 🤤・・・。

  3. カグラバチ 皆好きだよな、座頭市。

  4. しのびごと あの実写化した作品も実際はこんな感じ?

  5. ウィッチウォッチ 順位が低すぎやしないか?不安。

  6. 盤上のオリオン 正に合わせ鏡。

  7. イリオス 可哀想としか・・・。

  8. 女優めし チャーシュー大好き。

  9. ガス灯野良犬探偵団 推理に大事なのは瞬発力。

  10. 魔法使いの嫁 ドラゴンは色々。

  11. Fate/Grand Order -Epic of Remnant- 英霊剣豪七番勝負 原作でも結構、えげつなかったあの場面が・・・。

  12. 黙示録の四騎士 16名揃いましたが、竜巻がエグい。

最終章 まとめ

 創作小説を書き始めました。こちらも応援して貰えると嬉しいです。
 タイトルは「あなたとシャニムニ踊りたい」です。
 もう一遍書いてますが、改めて更新する予定なので、フォロー宜しくお願いします。
 詳しい話はこの記事でおいおい書く予定ですが、僕の思う理不尽と救いを描いたものです。どうか、応援の程、宜しくお願いします。

 本当はごちうさについて、記載しようと思っていたのですが、心の整理がつかず、書けないまま、今に至ります。
 今回の回は、結構、ココアにとっても、大事な回だっただけに、ちゃんと向き合いたい時間を下さい。

 そろそろ、別のことも書いて行きたいので、この企画を休載したいんですけどね。
 今回はこの辺でお別れです。
 最後まで読んでくれた方はスキとコメント、フォロー宜しくお願いします。

 さよーなら、またいつか。


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