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今日も夜ご飯と夫の写真を撮る

我々は結構自炊の頻度が高い。毎日行う共同作業として一日のスケジュールに組み込んだ生活をもう6年ほど続けてきた。

最初は1品作るだけでも精一杯だったが、最近だと主菜と副菜2品と汁物は大体作っている。効率のいい作り方ができるようになってきてるし、作れる料理のバリエーションも増えた。適度に惣菜もしれっと紛れ込ませている。

食卓に私が満足するように綺麗に並べたら、夫に着席してもらって写真を撮る。冷めるのも悪いと思い、料理だけ撮っていた時期もあった。でも、見返す時に夫が前に座っていることがやっぱり大切なのだと思うようになってから、毎回座ってもらってから撮影する。

揚げ物大臣のカツが美味しかった
ホイル焼きが上手に出来た
鶏チャーシューと紫大根が美味しかった

夫は手だけしか写ってないが、写真によって手の位置やポーズが違って可愛い。

やっぱり「夫が前に座っていること」が大切なのだ。2人で食卓を挟んで、わいわい会話したり、ぼーっとテレビを見たり、たまに黙ったりしながらご飯を食べる。だから美味しい。「美味しいね」と言い合うから美味しい。写真も美味しそうに見える気がする。

彩りが綺麗でも、何品もおかずがあっても、一人で食べるご飯は本当に味気ないし美味しくない。平日仕事の都合で一緒にご飯を食べれない夫婦もたくさんいると思うから、夫婦だからといって一緒に毎日ご飯を食べられることは当たり前では無い。だから、一緒にご飯を食べられていることに、ありがたいなぁと思う。

もう夫と夜ご飯の写真はざっと数百枚に登るだろう。そしてこれからもどんどん増えていく。もし将来喧嘩したりすることがあったら、1枚ずつこの写真達を見返したい。この写真の枚数だけ私たちは食卓を共にしてきたんだ。

今日も一緒にご飯を食べてくれてありがとう。

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