オン・オフを上手く切り替え充実する
こんちは観測ログです。今回はスイッチオンオフを上手く切り替える方法をまとめていきます。
休みあけや連休あけってダルくなりませんか?そんな時読んで下さい><
目次
1・集中とリラックス
2・オンとオフの切り替え方
3・ボーッとしよう
4・気合を入れるより気を通す
5・頼れる存在
6・一生懸命に生きるということは?
集中とリラックス
息の深さは“生き”の良さ。
集中力を発揮するのも、良いリラックスが得られるのも、呼吸の深さ次第です。
深いリラックスを得るためには、息を吐き切ること。
息を吐き切るためには、“吸う”と“吐く”の間に“十分な間”が必要。この“十分な間”に人の心と体は完全に脱力します。脱力の瞬間に、心身の状態はふっとバランスが整い、リセットされるのです。このリセットが、正常に何度も行われていると、集中とリラックスのバランスが保たれ、安定した日々を過ごすことが出来るのです。難しい理屈は要りません。
日々の活動に全力で取り組み、充実した毎日を送るために。
“吸う”と“吐く”の変わり目に、“十分な間”があるかどうかを意識してみては?
オンとオフの切り替え方
日々の暮らしの中で、いつも何かに追われているような気がする。
目の前にやることが無くても、なぜか落ち着かない。
つい、スマホやパソコンを触って、時間を有効利用した気分になってしまう。目標を立て、そこに向かって頑張れば頑張るほど、人は余裕を無くし
てしまいます。意識を高く持ち、より良い生き方を目指せば目指すほど、実感としては逆の方向へ向かってしまいがち。
なぜ、そうなってしまうのでしょうか?
一昔前なら誰でも、単純に頑張れば頑張っただけ、良い暮らしを手に入れ、余裕のある生活を送れたはずなのに......
インターネットの普及による高度情報化社会の到来が、このバランスを大きく狂わせてしまいました。
意味のある生き方、価値のある生き方をしたいという思いは誰もが持っているもの。
そのために必要な情報が溢れ返り、“行動第一”“プラス思考”“選択と集中”、といった話ばかりが強調され過ぎています。もちろん、全て大切なことで、それらの情報に触れると生きる活力が発生するという良い側面もあるでしょう。
しかし、人の集中力や意味のある行動を裏で支えているのは、心身ともにゆるむことや、何でもない時間を過ごすことなのです。
緊張がほぐれ、リラックスしている状態でこそ、人は必要な時に最大限の力を発揮出来るもの。
集中して、無駄を省き、効率よく行動し続けるためには、質の良い休みが欠かせません。
集中とリラックス、活動と休息は表裏一体。
どちらかの質が落ちれば、必ずもう一方の質も下がってしまうものです。
効率やスピードばかりに気を取られ、価値のある行動に集中し過ぎたために、質の良い休息が取れなくなってしまっているのが、多くの現代人が抱える問題点。
リラックスタイム、休憩時間をきちんと取っているつもりでも。多くの人はその時間、単に成果につながる行動をしていないだけ。
心も体もオンモードのままで、オフタイムを過ごしているようです。
こんなリラックスタイムは何の役にも立ちません。
“質の良い休息を取る”ということと、“成果につながる行動を取らない”ということは、全く話が違うのです。質の良い休息を取るということは、“目標を達成しより良い暮らしを手に入れるために欠かせない行動”の一部なのです。
そんな無意味な時間を過ごすなら、休憩時間など取らずエネルギーが尽き果てるまで、オンモードのまま動き続けた方がまだ良いでしょう。
リセットが掛かれば、強制的に本当の休息時間を取らざるを得なくなりますから。
しかし、質の良い休息を取ろうとしても、どうすれば良いのでしょう?
実はそこは技術が必要で、簡単ではありません。なので、まずはすぐに出来る方法から練習すべきでしょう。
オンモードとオフモードを切り替える方法とは?
“息を吐きながら伸びをする”
この方法をおすすめします。
あまり難しく考えないで、ゆっくりと息を吐きながら、背中を反らしてみて下さい。
何度か繰り返しているうちに、上手くなると背中からお腹にかけて温かみを感じるようになって来るでしょう。
オンからオフに切り替える時に使いやすい方法ですが、オフからオンにスイッチを入れる時にも役立ちます。頭の中が煮詰まってしまった時などに試してみると、スッキリするのが感じられると思います。
ボーッとしよう
ボーッとした時間を過ごしてしまった。
と、反省してしまった経験は誰にでもあるでしょう。
「時は金なり」
「時間は人生そのもの」
などの言葉を聞くと、誰もが時間の大切さを意識し始め、ボーッとした時間を無くそうとします。
では、ボーッとした時間を無くせば、豊かさが手に入るのでしょうか?
いいえ、ほとんどの人は豊かにはなれません。
むしろ、心身のバランスを崩し、経済状況も悪い方向に追い込まれる
だけです。この理由を、精神論は省き、鍼灸師の視点から説明させていただきます。
人が価値のある行動を続けている時、自律神経は交感神経が優位に働いています。交感神経が興奮すると胃腸の働きを抑えます。
胃腸は人の活動に欠かせない食物を消化し、体内に取り入れる器官。体にとって有益な物か、そうでないかを判断するところ。
この判断する能力が“感じる”ということ。
食べ物だけに限った話ではありません。
腸の働きの低下は、そのまま脳の働きの低下へと繋がってしまいます。
つまり、意味のある時間を過ごさなければならないとボーッとする時間を無くし、行動を続けている間、人は何かを“感じる力”を低下させているのです。動き続ける必要がある時には、何かを感じたり、考えたりする力は邪
魔になるだけ。
なので、頭に余計な思考が入り、今感じなくても良いことに意識が向かないように、自律神経によって自然に人の心と体は調節されているのですね。
時間を無駄にしてはいけないと、行動を続ければ続けるほど、思考力は低下してしまいます。
そうなると、何をするにしてもミスや間違いが多くなり、結果的に行動の質も下げてしまいます。
根を詰めて考え事をしても、何も頭に浮かんでこない。
そんな時に、鳩尾(みぞおち)の辺りを触ってみて下さい。
強い張りを感じるでしょう。
この張りが、あなたの行動の質を下げてしまう原因。
交感神経の働きを鎮め、お腹の張りをゆるめるためには、何も考えないただボーッとする時間を持つことが大切。
よく考えるためには、何も考えていない無意味な時間が必要です。
また、良い考えは、無意味な時間から生まれもの。
無意味と思える時間は、決して無意味ではないのです。
ただし、無意味な時間を価値があるものにするためには、本当に何もかも忘れてボーッとすることが大切。
これはこれでまた、やろうと思ってもなかなか難しいものです。ボーッとしたくても、なかなか出来ない。
行動の質も低下し、思考も固まり、休息が必要なのになかなか休めない。
そんな状況を、即効で解消する方法があります。
それは、
“白湯を飲む”
もし、追い詰められた状態になってしまったら。ぜひ、試してみて下さい。
気合を入れるより気を通す
「気合を入れろ!!」
などと言われると、あなたはどう反応しますか?
表情は硬くなり、全身に力を込めるのではないでしょうか?
では、
「気を通せ!!」
と、人から言われたら、どう反応するでしょう?
......
何ですか、それは?
どうすれば良いのか、よくわからないのでは?
イメージとして、気合を入れるというのは、一瞬の力強い動きのために必要な行動。
気を通すとは、ここぞという場面でしっかりと気合が入るように、エネルギーの流れを良くしておくこと。
人が活動を続けて行く上で、気合を入れる必要がある場面は、それほど多くは無いはずです。常に気合が入っていると、全身のエネルギーの流れが滞ってしまい、いざという時に力が発揮出来ません。
なので、何らかの目標に向かって人が行動を続けるためには、「気合を入れる」よりも「気を通す」ことの方が大切。
簡単に言えば、一瞬の力を発揮しなければならない場面以外では、出来るだけ無駄な緊張を取り除き、リラックスしましょうという話です。
そう言われても、漠然とし過ぎていて、何をすれば良いのかわかりませんよね。では、現代人の多くが最も緊張しやすい部分の緊張をゆるめてみましょう。
それは、“目”です。
両手をこすり合わせて温めてから、手のひらをお椀の形にして、まずは右目を覆ってみて下さい。
30 秒~1 分ほど、そのまま覆っていると、目の奥から温まり緊張がほぐれて来るのが感じられると思います。
手を下ろして、左右の目の緊張具合の違いを感じてみて下さい。
はっきりと違いがわかるでしょう。
次に、反対側の目も同じように手のひらをお椀型にして覆ってみましょう。
パソコンやスマホのモニターの影響から、現代人の目はとても緊張しています。また、モニターをあまり見なくても、精神的緊張により首や肩に力が
入っていると、その影響は目にも及びます。
目の緊張は、自律神経の交感神経の持続的な緊張を引き起こし、心も体もリラックス出来ない状態になってしまいます。
「気を通す」ための、簡単で実感しやすい方法の一つが、この目の緊張ほぐし。
どうしてもリラックスした気分になれない。
いつも体のどこかにコリやだるさを感じてしまう。
そんな時は、気合を入れるよりも、気を通すことが大切。
頼れる存在
忙しい、時間の流れが速い社会環境に居ると、それだけで人は興奮してしまいます。
人間はもともと過剰に何かを求めたり、やり過ぎたりしやすい生き物。
周囲の流れの変化が早いと、その傾向がさらに強くなってしまいます。
そのため、すぐに興奮して頑張り過ぎたかと思えば、反対に必要以上に落ち込んでしまうなど、バランスを保つのが大変になります。
日々の社会生活を最適に過ごすために、心身のバランスを保つコツは様々。
自分自身で心と体の健康を保つ方法を身に付けるのも大切ですが、時には他者に頼るのも一つの方法。
バランスを取るには、安定感を放っている者から影響を受けるのが一番ですね。
そのために、時には、動物と一緒に過ごしてみませんか?
犬や猫は将来のことを真剣に考えて不安になり、そのために悩んだり、頑張り過ぎたりしません。
ペットと一緒に居ると心が和むのは、そういう気楽さが伝わって来るからでしょう。鳥や兎、猫や犬等の動物はとても強い安定感を放っています。
熱帯魚や金魚なども体は小さくても、人を癒す安定した大きな存在感を持っています。人は、いくら頑張っても満足感が得られない時。
不満が不安に変わり、またさらに成果を出すために頑張り焦る、といった悪循環に陥ることがあります。
興奮・集中が行き過ぎて固まってしまった状態を解消するため、どこかで脱力しなければなりません。
セラピストに頼ったり、カウンセリングを受けたりするのも良いでしょう。
同じような気持ちで時々、人間以外の生き物とゆっくり過ごす時間を持ってみてはいかがでしょうか?
犬や猫、観賞魚たちは、時には一流のセラピストやカウンセラーと同等の癒し効果をもたらしてくれるものです。
一生懸命に生きるということは?
一生懸命に生きるということは、集中する時は思いっきり集中して、休むべき時には深くリラックスすること。
疲れを感じても、気合と根性で頑張り続けることではありません。気持ち良く疲れて、気持ちよく休む。
よく遊んでよく眠る。
楽しいことも、辛いことも、味わい尽くすことが大切です。懸命とは、命を懸けると書きます。人の命に関わる機能をコントロールしている自律神経には、交感神経と副交感神経の二種類があります。
人を興奮状態にし活動的にさせ、行動に駆り立てるのが交感神経。
食べ物の消化吸収、眠りやリラックスなど、休憩に向かわせるのが副交感神経。どちらの神経が支配する働きも、人の命には欠かせないもの。
つまり、両方の神経の働きを高めるだけ高めて使い切ってこそ、一生懸命に生きていると言えるわけです。
日頃あまり活動せず、ダラダラと過ごしている人は、人が休んでいる時にこそ何かに対し、真剣に行動を起こさなければならないでしょう。
いつもは人の何倍も働き常に行動を続けている人は、休む時には人の何倍も深くリラックス出来なければ、命を使い切っているとは言えません。
命を使い切らなければ、余ったエネルギーは澱み、精神的にも身体的にも様々な不都合を生じさせます。
これが病気になるということ。
命を大切にするとは、病気にならないために、エネルギーの澱みを無くすということ。頑張っている人を横目で見ながら、無理をせずに高みの見物を決め込むことではありません。
目標に向かって、心身ともにボロボロになるまで頑張り続けるのも間違いです。
興奮・活動に向かう交感神経の機能も、休息・リラックスに向かう副交感神経の機能も。
両方ともに、高める時には最大限に高め使い切ることが、本当の意味での命を大切にするということ。
まとめ
スイッチのオンとオフを上手く使い分けるのは、仕事と遊びでスイッチのオンとオフやネット上と現実のオンとオフなどがあります。
参考本
note乞食してます。100円是非下さいw嘘です