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図&ストーリーでわかる会計||社長が決算書を読むための超基礎知識||「会社の生涯年収」

 難解な決算書をシンプルに理解するための記事です。 決算書は様々な会計取引が統合されたものです。そのため、ひとつひとつの取引を理解しないといけません。 このシリーズでは、シンプルに少ない取引の動きだけをとりあげ、決算書の動きを理解できるようにしました。

会社の過去から今までの生涯年収は貸借対照表の純資産の部の利益剰余金で確認ができます。
※配当等を過去に支払ったりしている場合には、金額にズレが出ます。
①1年目は100円の利益を稼ぎました。
②2年目は200円の利益を稼ぎました。
③3年目は100円の赤字になってしまいました。
④4年目は100円の利益を稼ぎました。
※4年間で300円の利益を稼ぎました。←4年目の貸借対照表の利益剰余金額

コメント 2020-01-08 065811

①M君は商売を開始します。商品を売るために現金で400円の仕入れをして、お店に並べました。そして、その商品を現金500円で売ることができました。
 貸借対照表では、現金が仕入れの400円分減りましたが、売上げの入金が500円あったため最終的には1,100円の残高になりました。
 損益計算書では、仕入れをしたことにより仕入400円の原価が計上されました。この商品が500円で売れたため500円の売上高が計上され、当期純利益が100円となりました。
 そして、この損益計算書の当期純利益が貸借対照表の利益剰余金に計上されます。

②M君の事業は2年目に突入しました。2年目も商品を売るために現金で400円の仕入れをして、お店に並べました。そして、その商品を現金600円で売ることができました。
 貸借対照表では、現金が仕入れの400円分減りましたが、売上げの入金が600円あったため最終的には1,300円の残高になりました。
 損益計算書では、仕入れをしたことにより仕入400円の原価が計上されました。この商品が600円で売れたため600円の売上高が計上され、当期純利益が200円となりました。
 そして、この損益計算書の当期純利益が貸借対照表の利益剰余金に足されます(1年目の利益剰余金100円+2年目当期純利益)

③M君の事業は3年目に突入しました。3年目も商品を売るために現金で400円の仕入れをして、お店に並べました。この商品はなかなか売れませんでした。仕方なく値引きをして現金300円で売りました。
 貸借対照表では、現金が仕入れの400円分減りましたが、売上げの入金が300円あったため最終的には1,200円の残高になりました。
 損益計算書では、仕入れをしたことにより仕入400円の原価が計上されました。この商品が300円で売れたため300円の売上高が計上され、当期純利益が△100円となりました。
 そして、この損益計算書のマイナス当期純利益が貸借対照表の利益剰余金に足されます(2年目の利益剰余金300円+3年目のマイナス当期純利益)

④M君の事業は4年目に突入しました。4年目も商品を売るために現金で400円の仕入れをして、お店に並べました。そして、その商品を現金500円で売ることができました。
 貸借対照表では、現金が仕入れの400円分減りましたが、売上げの入金が500円あったため最終的には1,300円の残高になりました。
 損益計算書では、仕入れをしたことにより仕入400円の原価が計上されました。この商品が500円で売れたため500円の売上高が計上され、当期純利益が100円となりました。
 そして、この損益計算書の当期純利益が貸借対照表の利益剰余金に足されます(3年目の利益剰余金200円+4年目の当期純利益)

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