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ビジネスからの学び 聞くこと

1、聞き流す

 これ、意外に大事なことです。ただし、inputもoutputがないのが特徴です。人が話すことを聞くだけです。

 これは相方の心を癒す大きな効果があります。相方が何を考えているかわからない。悲しいことか、嬉しいことか、悔しいことかなど。いずれに、自身の中に納めきれずに話して来たときだ。

 こちらは、なんら反応を示す必要はない。「へー」「そう」などで良い。相方はただ、自分の話を聞いて貰えればそれで良い。たいがいが愚痴や悪口や損失に関する話が多い。

 例外は、孫の運動会のビデオだ。よその孫の運動会を楽しくみるわけがない。よほど、利害で上下関係がない限り。これは、見聞きする必要はない。あっさり断って良い。

2、聞き留める 情報として得る

 世の中、良くも悪くも知るべき情報は必要だ。この情報は、自ら取りに行かなければならない場合がある。

 ボクは古い人間なので、道徳が陶冶されていれば立派な社会人であると思う。しかし、それだけは間に合わないことがある。

 それは変化の早い世の中を取捨選択しながら生きてゆかなければならない。現代はあらゆるソースにアンテナをはらなければならない。蜘蛛の巣ように。

 また誠実な人間さえも、その習性を悪用されて陥れられる時代だし、騙された人間を完全に救済はできない。そのためにも、悪しき情報への壁づくりをしなければならない。

 もちろん、悪い情報だけではない。それよりずっと良い話もあるはずだ。善悪あろうが、生活に直結する話はしっかりと聞き留めなくてはならない。

3、議論に発展

 「聞き流す」「聞き留める」につぎに、「議論に発展する」が考えられる。つまり、話しかけられて答えを求められたら話を聞くことだ。

 案外、仕事よりも小料理屋やメールなどのが多く感じる。意外に人は、自分の考えを言わない。飲んだ勢いや口に出せない変わりメールを使う。Enterに託すが如くである。

 ただ、この「聞く」は、相手を選ばなくてはならない。"話をきちんとできる"と"心が打ち解けている人"、そして家族だけ。ここが一番重要です。意外に、世間よりもビジネスに悪用されるケースがあるので、老婆心しんとして注意を促す。

4、ビジネスへの活用


 挿話的にビジネスと絡めて来た。でも、ここでそれぞれの「聞く」を整理します。

1、同僚のストレスなどを聞いてあげるだけ
2、良い悪い情報を取捨選択して確保
3、返事をするなら相手を選び真剣に
 ※ビジネスの場合こそ相手に要注意⚠️


かわせみ💎

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