見出し画像

僕たちは凶器を持ち歩いている。

僕はこの前、愛しい長女に野球のバットとボールを買ってあげたんだ。

今日はそんなお話です。


バットを受け取った長女は、それはそれは喜んでくれたんだけど、今思えば2歳の女の子とバットって、なかなかアンバランスなビジュアルだなと少し反省している。

あ、間違わないように言っておきますが、女の子に野球をやらせるのが嫌とかじゃないよ。

「バットを振り回す2歳児」という言葉の響きと、その響きから連想するイメージが妻の求める女の子とは違うのかもなーと思っただけなんです。

絵が苦手だから挿絵なんてシャレたものは入れれないけど、まぁなんとなくイメージはできるよね?「じゃりん子チエ」的な活発なイメージね。

で、やっぱり2歳の女の子に野球のバットを買う親って、いなくはないんだろうけど多くはないと思うんだよ。

だから最近までずーっと誤魔化してたんだけどさ、100円ショップに連れて行くたびに、長女がどうしても、どうしても、どーしても欲しいと言うもんだから、そりゃやっぱり買わないといけないよねってことで、買うことにしたんだ。

でもね、100円ショップのバットってプラスチックのものが主流なんですよ。で、これが当たるとめちゃくちゃ痛いんですよ!

子どもなんて、棒状のものを持った日には振り回さずにいられないじゃない?振り回して振り回して、僕たち親とか次女を叩いちゃうことは目に見えていて、

例えプラスチックだから怪我には至らないって言われたとしても、そりゃ痛いのは嫌だから100円ショップのバットは泣く泣く諦めてもらって、少し高かったけど、スポンジで出来たバットを買ったんだ。

安定の西松屋で。


さぁ、それからというもの。

長女は想像の120%の勢いで、「ブンブン、ブンブン」手に入れたバットを機嫌良くリビングやそこら中で振り回していて、

なんなら次の日にはソフトボール経験者の妻をコーチとして携えることに成功していた。こんな時、ちょっとだけ将来を期待してみたくなるよね。

で、そんなバットはスポンジでてきてるだけあって、確かに叩かれても痛くはない。痛くはないんだけれど、このバットを使うにあたって、僕は1つだけ長女と約束をしたんだ。

それは、「人を叩かないこと」

当たり前なんだけど、バットはボールを打つもので、人を叩くものじゃない、だから人は叩かないでね、と伝えたんだ。

まぁ、もしこのバットで叩かれたとしても、スポンジだから痛くないんだけどね。

ただ、痛くないのは僕が痛くないバットを用意したからで、同じバットでもプラスチックなら叩くと痛い。木製や金属なら人を叩くと、それは鈍器や凶器にその名前を変えてしまう。

でもね、

スポンジだろうと金属だろうと、バットの使い方はどれも同じで、バットはボールを叩くもので、人やモノを叩くものではないんだよ。

それを守るか守らないか、たったそれだけで、バットが野球の道具から鈍器や凶器まで幅広くその在り方を変えてしまう。

モノの在り方は使い方で変わる。

今あるモノには使い方が必ずあって、そこで今までにない使い方を考えたり、応用したり、それも大事なことなんだろうけど、まずは基本を知らないとね。

そんでもって、僕のnoteに綴った言葉や文章は、誰かを傷つけるためにあるのか。違う違う、僕は何かを守るために使いたい。

それが僕のnoteの基本にしたい。

実はサークルもしています。

サークルでは、有料記事とサークル限定記事を公開してます。少しでも気になったらぜひ\(//∇//)\

またねー^ ^

よければサポートしてください。サポートはnoteを継続するインセンティブとして、自分に投資します。おもにコーヒーに変換されますが(*´∀`*)笑