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【読書感想文】試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。/おすすめの小説

実らなかった恋にも、ちゃんと実ができている。

試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。,尾形真理子,幻冬舎文庫,2014

私の大大大好きな恋愛小説です。

6つの短編小説なので読みやすく、普段小説を読まない方にもおすすめできます。
それぞれ恋愛下手な主人公たちの、キュンキュンするエピソードがたくさん詰まっています。
読むとキュンキュンします。
キュンキュンを忘れてしまったアラサー、アラフォー女性に特におすすめします。

コピーライターの方が書かれているので、文章もすごくおしゃれです。
読んでいて、おしゃれな気持ち(どんな気持ち)になれます。
世界観がすごく好きです。

この小説を読んで思ったことは、
人は恋をすると、それまでなかった様々な感情を持てるようになるのだということ。
それは、けして楽しい感情だけではありません。

自分でも知らなかった、様々な感情と向き合うこと…それが恋をするということなのではないかと思います。

だから恋することは楽しくて、恋することはすばらしいのだと思います。

ぜひ読んでみてください。
そして感想を教えてくださいね。

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