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しあわせのヒント・その11~心理的安全性~

☆ポジティブ心理学の学びのシェア【最終回】



松村亜里著・WAVE出版


Google社が生産性の向上に役立つ概念として打ち出し、たちまち注目の言葉となった「心理的安全性」
心理的安全性が高い状況とは、他の人の反応に対して怖さや恥ずかしさを感じることなく、自分を包み隠さないで自然体で活動していける状態の度合いを指します。

WAVE出版の内容紹介より一部抜粋




『だれもが幸せに成長できる 心理的安全性の高め方』



この本の著者である松村亜里先生の
「ポジティブ心理学」の講座では
いつでも、心理的安全性が保たれていました。


亜里先生は
心理的安全性"勇気"のためだと
おっしゃっています。


確かに
大勢の人前や知らない人に
自分の考えを話すのは勇気がいります。


コンフォートゾーンは楽だけど成長できない。
でも挑戦の限度を超えてしまうとパニックになる。


そして
コンフォートゾーンから
ラーニングゾーンに一歩ふみ出すためにも
勇気が必要です。

ネクストステージへ行く勇気




その勇気を出してもらうために
具体的に何をするかというと・・・



🌱種明かし



1)What's good


よかったことを、グループでシェアします。
(どんな小さなことでもOK)
これをすると、自分も思い出して嬉しいし
他の人の話を聴いても幸せな気持ちになるんです。


2)大切にしていること


・多様性を尊重する(豊かなつながり)
・皆が安心安全の場づくりに協力する
・全員が話せるように(時間配分を考える)
・リアクションは大きめに(特にオンラインでは)


3)ACR


=Active-Constructive-Response
積極的・建設的・傾聴

相手の話に興味を持って耳を傾け
笑顔で反応すること

例えば
相手のGood newsを聞いたら一緒に喜びます。
そして
どうしてそんな良いことが起きたのか、ききます。
これを「成功の責任追及」と言います。



* * *



このACRを知って
・・・あ、すでにやっていた。
と思いました。

向学心が強い私は
コロナ禍の数年で
ストアカのオンラインセミナーを
200講座以上受講してきました。

自分もストアカ講師ですが
講師活動よりも
受講している方が多いんです。

受講中の私は
なぜかオンラインでは
自然に笑顔で、うなづきなど
積極的なリアクションができていたのです。

講師の方々から「話しやすい」と
喜んでいただいていました。

もしオンライン受講者アワード?!
みたいなものがあれば
たぶん上位に入れると思います(*^_^*)


亜里先生の「ポジティブ心理学」講座の
参加者は皆さんACRができますが、
一般的には少ないのでしょうね。



話を戻します。

心理的安全性の場づくりのためには
上記の1)2)3)を実践すると

皆が何でも話せる空気ができます。
それはオンラインでも対面でも作れます。


どんな話でも、否定されず
ありのままを受け入れてくれる
良い関係性があれば、安心です。



* *  *   *     *       *



🍀実践例1




それを、体現してくださっているお一人が
ニュージーランド在住で
「日本語教育×Well-being」のパイオニア

荻野雅由おぎのまさよしさんです。


雅さんは、松村亜里先生の本を読んで
(毎回ご紹介されています)
ご自身が主催のセミナーで
実践されています。

ですから
雅さんのセミナ―に参加した人たちは
みんな幸せな気持ちになります。


雅さんは、まさに「愛の人」です。

ここだけの話
雅さんは、きっと天使なんです。
こんな感じのイメージです。
映画の内容は忘れてしまいました(^_^;)

「ベルリン・天使の詩」より


と思ったら
雅さんのnoteに こんな写真がありました!

やっぱり!!

天使MASA似合いすぎ!


ちなみに、雅さんは日本で年に1回
素敵な人たちと一緒にライブを開いています。
今年も11月に開催されます。
癒されたい方はぜひ。☟

雅さんのまわりには愛がいっぱい



* *  *   *     *       *


🍀実践例2


「心理的安全性」を高める方法
私も自分の日本語レッスンで
取り入れています。

先日、オンラインで
「敬語トレーニング講座」を開催しました。
6回連続コースだったので
毎回はじめに、"Wha's Good"を実践していました。

知り合い同士の参加者もいましたが
初めて会う人たちもいたので
1回目は少し緊張気味でおとなしかった人も
回を重ねるうちに、うちとけて
積極的に発言できるようになりました。

ファシリテーターを務めてくださった
エリサさんのおかげでもありますが、
心理的安全性」があったからだと思います。


日本語レッスンでは
まちがっても大丈夫
という空気感も大事です。

(むしろ、まちがったほうが
覚えると思っています。)

外国語なんだから
まちがって当たり前。

だから勇気を出して
どんどん話してみよう!

そう話しかけています。


* * *


誰でもすぐできるので
ぜひ、みなさんもやってみてください(^_-)-☆




☟こちらの本では「心理的安全性」について
もっと詳しく、わかりやすく、書かれていてオススメです。




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  「しあわせnote」最終回の ごあいさつ
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ポジティブ心理学の学びのシェアを
しあわせのヒントとして
0~11まで、12回してきました。

今まで読んでくださった皆様
ありがとうございました。

いったん、このシリーズは終了いたしますが
私はまだ実践の途中です。

嬉しいエピソードを
聴いたり体験したりしたら
noteでシェアしたいと思います。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。



皆さんのお幸せをお祈りしています🍀

💞ひろ(^^)/


応援ありがとうございます。<(_ _)> いただいたサポートは、恩送りの活動に役立てたいと思います。💞