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Social common sense

結婚式に関連して、結婚祝をする場合、「社会常識」として気をつけたい
ことのひとつが、ご祝儀袋の水引の種類です。

上記は左から「結び切り」「あわじ(あわび)結び」「蝶(花)結び

種類によって用途が違い、間違えると大変失礼になります。

まず、お祝いの場合は「紅白」の水引です。

結婚祝の場合、「一度きりのおめでたい事」という意味で「結び切り
または「あわじ(あわび)結び」を使います。
通常、水引は10本です。

一方、長寿祝い・出産祝い・新築祝い・入学祝いなどには「何度あっても
嬉しい出来事」という意味で「蝶(花)結び」を使います。

今回、何故、わざわざこの「しきたり」を書いたかというと、どういう訳か
蝶(花)結び」の「熨斗袋」で結婚祝い現金書留で送ってくる人が
たまにいるからです。

単に社会常識を知らないだけなのかもしれませんが、受け取る側では結婚
祝いなのに失礼だと気分を害されてしまう可能性もあります。
「簡単に水引がほどけるように夫婦の絆が無くなってほしいのか」とこんなことで勘繰られたら、大きな誤解を生んでしまいます。

また悪いことに、偶然にもその家庭内に複数の離婚した人がいたりすると
「あの家族はこんな常識も知らないから、そうなんだ」といらぬことを
詮索されかねません。

ある国の歴史はその国のしきたり・文化・伝統です

しきたり文化はその集団のアイデンティティとなって、アイデンティティ共有するものがその国の構成員です。

単に、社会常識として、知ってるとか知らないとかいう枝葉末節な問題では
なく、日本人としてのidentity をどう考えるかということです。






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