184 愛重なる


今日はお気に入りのカフェを再訪した。

かわいらしいお店のロゴ。考え抜かれ、作り込まれているのに緊張感のない居心地のよい空間。アンティークな食器や調度品へのこだわり。丁寧に配置され、使用されるそれら。店員さんの丁寧で穏やかな接客。お食事、スイーツ、ドリンクの味と、提供のタイミング。水を継ぎ足すタイミング。食器を下げるタイミング。そしてお値段。

お客さんに不快感を抱かせないかはいい印象を残すこと以上に大切なことだと思っているが、もちろん不快に感じる瞬間は一瞬たりともない。

すべてが丁度よく、穏やかで、心地よい。
なにもかも完璧です。

このお店はずっと続いて欲しいな。おばあちゃんになっても来たいよ。そしてこのお店があるから地元を離れたくないとさえ思う。

ここに来れば心地よい時間空間が保証されているし、落ちている時ならば私は機嫌や調子を取り戻すことが出来ると思う。

来る度に愛おしくなるカフェ。

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