「丁度いい」感じを知るには経験が必要

筋トレを始めて4ヶ月ほどが経過した。
、、、といっても、ジムの入会はこれで3〜4回目。仕事が忙しくなったり、なんだか筋トレをしていることに意味がないような気がしてきたり、これ以上は頑張れないと思ったり、、、色々と心の変遷をたどった結果、辞めたり始めたりを繰り返し、今は続いている。
そもそも筋トレを再開(再々々開くらいかな、、、)したのは男性更年期障害の治療を開始したのをきっかけに、男性ホルモンを向上させるために何がいいのかインターネットで探しまくり、調べまくった結果、どうやら運動の中でも筋トレが一番効果的とのことだったから。
治療前の倦怠感や無気力、イライラ、早朝覚醒による不眠、体のあちこちが痛むなどの不定愁訴からなんとか解放されたかった。
以前にはうつ病の診断も受けたが、薬剤治療にあまり効果を感じられなかったため、色々と調べていたところ、行き着いたのが男性更年期障害だった。そしてホルモン補充療法を開始。
運動をした後の爽快感や心地よい疲労感はなかなかいい。
ただ、筋トレは意外と強度が高い運動で、ある程度、自分が限界と思えるレベルまで重量や回数を重ねていく必要があり、正直ムリがたたり、かえって主に関節に痛みが出たり、疲れが1週間経ってもなかなか回復しなかったりすることも度々あった。
心地よい疲労感や適度な充実感程度で終えられるようになるにはそれなりの経験が必要なんだなぁと思う。
初めは、誰しもそれなりにがむしゃらに重いウェイトで唸りながら回数をこなし、疲労困憊するのではないか。YouTubeに出てくるマッチョな人達のような体を夢見ながら、、、
そして、遅かれ早かれ燃え尽きるか、効果がすぐに現れないことに失望するかして、ジムを去ることになる。
筋トレなんか疲れるだけ、、、と。
しかし、今の私は明らかに変わった。
身体は自分がわかる程度の変化で、妻には相変わらずのお腹だね、ジムに払うお金がもったいないなんて言われる。
でも、倦怠感や無気力、イライラが明らかに軽くなった。日によって全くないことすらある。ジム通いも手伝って活動的になった。運動する習慣が不動のものになった。
以前には感じられなかった、というか気づかなかったこうした変化によって、まるで人生が変わった感がある。
こうして今も筋トレを続けていられるのは「丁度いい」感じを維持しているから。
皆さんも筋トレ、どうですか?


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