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「最強の糖質制限ガイドブック」/水野 雅登

糖質制限にとても興味があります。

もともとは、糖化を防ぐためのアンチエイジング目的として甘いものはなるべく摂取を控えたいなあとうっすら思っていた程度でしたが、色々調べていくうちに「冷え性や花粉症といった私の体の不調は糖質の摂取が多いのが原因では…?」と思い至りまして。

それくらい、思い当たるフシが多すぎるんですよね実は…!
(かなりの甘党で、16時間断食を始める前まではかなりお菓子を食べてました;)


そんなわけで、糖質制限に関する本を図書館でいくつか借りてまいりました。その中にすごく分かりやすく解説されている本が1冊あったので、自分用メモとして軽くまとめておきます。

「最強の糖質制限ガイドブック」/水野 雅登


表紙だけ見ると糖質制限を利用したダイエットの本かと勘違いしてしまいますが、なぜ糖質が体に悪いのかといった初歩的な解説から始まって、ケース別(健康維持のため、糖尿病の治療、アレルギーの改善etc)の糖質制限実践法について詳しく書かれているがとても分かりやすい。

特に目次が秀逸です。
簡潔だし、この目次に目を通すだけで全体の構成とか言いたいことが何となく把握できる。

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貧血と糖質依存との関係についても言及されているのですが、私の場合はまさにこれです↓

 脂肪をガソリンにして、体のエネルギーを生むエンジンを効率的に働かせるとき、必須になるのが鉄です。ところが、鉄が欠乏すると、今度は糖質のみをガソリンにする違うエンジンに切り替わってしまいます。すると、体が糖質を強烈に欲するようになってしまうのです。そのため、鉄欠乏性貧血の人は、多くの場合で自分の意思で糖質の過食が止められない「糖質依存症」になっています。
(P53より)


確かに私も鉄欠乏性貧血&無類の甘党でして、健康診断ではヘモグロビン値が低いためにちょこちょこ再検査となっています。
(去年もD判定で再検査送りとなりましたが、コロナ禍で医療がひっ迫している中、重篤な症状でも無いのにわざわざ病院へ足を運ぶのは躊躇われて、検査をすっぽかしてしまいました…;)

糖質依存と貧血とがこんなにも大きく関係しているとは思っていませんでした。ここは頑張って貧血の改善に本腰を入れて取り組もうかと。

 糖質は、免疫も狂わせます。花粉症やアトピー性皮膚炎、ぜんそくなどのアレルギーを持つ人の食生活について聞くと、糖質まみれであることがほとんどです。(中略)
 糖質による糖化やインスリンが引き起こす体内の酸化のダブルのダメージによって、体中に炎症が発生し、アレルギー症状として現れるわけです。
(P124より)

確かに子どもの頃は小児喘息でした。
(大人になったので治った)
そして今ではしっかり花粉症持ち…!ちなみにアレルギー検査ではスギよりカモガヤ(イネ科の花粉症)の方が重篤という結果でした。
(ちょうど今の時期、GW明けた頃から梅雨明けくらいまで症状が出るんですよね。つらい…;)

糖質制限をするだけでも、かなり症状は緩和されることが多いのです。というのも、糖質制限で脂質がどんどん燃やされることで体内に現れる「ケトン体」という物質は、体の炎症を抑える効果があると報告されています。糖質制限をすると、体が勝手に抗炎症効果のある薬をつくってくれるというわけです。
(P125)


こうして改めて考えると、16時間断食(←健康&アンチエイジング効果が期待できる食事療法のひとつ。週1回でも効果があるそうなので、プチ断食的に週末の夕飯を抜いています)を始めたのは、とても良いことだったのかもしれないと思いました。
これを始めてから甘いものを食べたい欲求がかなり減ったし。
(鼻が利くようになり、甘いものが以前ほど美味しく感じられなくなっただけではありますが)

本書では、症状やお悩み別にどいういう食生活をすれば良いかという解説に加えて併せて摂りたいサプリメントについても丁寧に紹介されているので、少しずつ実践していこうと思ってます。
まずは貧血を直さないと。
意識を失って倒れるような酷い症状になったことは特にないため、生まれつきの体質と思ってほったらかしにしていました;

すぐには無理とは思いますが、頑張って鉄分摂って、健康診断のヘモグロビン値でA判定を貰えるように頑張ります。

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