後悔と運命愛

後悔と運命愛





みなさんはよく後悔をする方ですか?


「ランチのメニューAセット
Bセットにすればよかったな」

とか

「この道じゃなくて
あの道からいけばよかった」


これらは小さな後悔ですが
(人によっては大きいかもしれません^^;)

人生に関わるような大きな後悔は?


「A社じゃなくてB社に行けばよかった」

「もっと勉強しとけばよかったAO大学に行けたのにな」 

「もしあの時に告白してたらBちゃんは自分と
結婚してたかもしれない」


後悔はいつも過去にあって
自分の選択を悔います。

なんで悔いてしまうのかにはきっと
期待があったからですよね。
あの時こうしてたら今よりよかった
「かもしれない」と。
過去の自分にこの「かもしれない」で期待をしていたと思います。
不思議ですね、期待って未来にするものなのに
過去にもしてるなんて。(よくばりものぉ~~~by IKKOさん)

私も過去になんでこんな選択をしてしまったんだろうと強く後悔した時がありました。
しかし、そんなときにニーチェの運命愛という考えに出会い救われました。

【運命愛】とは
「あるがままの生を勇気をもって肯定すること。人生の暗黒面とされているような記憶も認識するだけではなく、暗黒面にもかかわらず愛することができるようになること 」です。
これがなぜ後悔の気持ちを救ってくれたのかと言うと、ニーチェは今の自分を肯定することで、過去は癒されると教えてくれたからです。

「どのような過去があったとしても今ココに自分が存在して、希望を抱きながら生きている。どのような辛く苦しいことがあっても本当の幸せにむかってる、そしてそれは過去があったおかげだからなんだよ。」と。自分の選択の過ちも良い方向へ繋がってるんだ、という根拠なき自信が持てました。


宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にも運命愛と似たようなメッセージがあります。
「何が幸せかわからないです。本当にどんなに辛いことでも、それが正しい道に進む中の出来事なら、峠の上りも下りもみんな、本当の幸せに近づく一足づつですから」
宮沢賢治も過去を肯定的にとらえています。

運命愛は過去を認識するだけでなく愛するように勧めます。それこそが過去の自責の念をはらってくれると。





毎日は選択の連続です。

そのようななかでもし「後悔」があなたの頭のなかに訪れたとしたらこの「運命愛」を思い出していただけると嬉しいです。
きっと過去に対する期待を未来への期待・希望に変えてくれることでしょう。




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