努力のその先に
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「今日もベストを尽くしたか?」
自分の持ち場において、日々、全力で取り組んでいるか?
難しいことだけど、これは誰もが思っていなければいけないことじゃないかと思います。
例えば、時給1,000円の人が、その仕事において1時間に最低1,000円以上の価値や利益を本当に提供できているのか?
それを自分で自分を評価していかなければならない。
特に雇われている人にとっては、毎月(毎日)決まったお金がもらえることは当然ですが、永遠にその会社が存続するとは限りませんし、自分の価値を提供できなくなれば、その仕事は継続できなくなります。
つぶれたらほかの会社に行けばいいや、クビになってもほかに行けばいい、確かにそうかもしれません。
でもつぶれた原因の一部が、社員である自分だったのかもしれないし、クビになったのも自分のせいであることが多い。
もしそうであれば、次の会社に行っても価値は生み出せないのかもしれないし、誰にも雇ってもらえないかもしれません。
なので、やらなければいけないことは、自分たちがこの会社を成長させるんだという自覚を持つことであり、それを常に意識することが大事ではないかと思います。
新人なら当然、まだ自分の価値を提供することはできないので、一定期間は会社が成長を見守る期間が必要ではあります。
それを踏まえて、時間が経って独り立ちをしたときに、「自分は最低限、給与以上の価値を生み出し、会社に貢献できている存在なのか?」を問いながら行動をしてほしいと思います。
利益を意識するというか、経営者目線を持つというべきか、そんな感覚が働く人、一人一人に必要でしょう。
営業職ならわかりやすく売上などの数字で実績や利益がわかると思いますが、各ポジションにおいても価値や利益を生み出しているか、という意識で行動することが大事ではないか、と感じます。
4月からいろんな企業に、新入社員が働くことになりますが、自分の価値をより早く見出し、会社や社会に貢献できる頼もしい社員に育ってほしいと願っています。
それぞれの「個」が強くなれば、当然「チーム力」は上がっていくので、自分の成長=会社の成長になっていると、とてもいいと思います。
しかし会社がやってほしいことと、自分がやりたいことがズレていることが、当然あると思いますが、長い目で見ると、実はあとから、「意味わかんなかったけど、この経験しててよかった」ってことがたくさんあります。
なので、目の前の今日に、ベストを尽くしていきたい。そういうことです。
兎にも角にも年度が変わりますので、心新たに、共有いたします。
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