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言葉がけに、神経を使いすぎない方がいい

おはようございます、不登校専門カウンセラー小川典子です。
言葉がけに神経質になられる親御さんがいらっしゃいます。

この会話には、こう答える。
言葉で励ます、褒める。
言葉のキャッチボールができるようになる。

どれも、悪くはないと思う。
ただ、お子さんは、今、親と、話をしたがっているのだろうか?
我が子の気持ちを聞き出そうとしていませんか?
親から投げかける質問に、答えることが、言葉のキャッチボールでしょうか?

会話ができた、話してくれた!
それで喜んでもいいけれど、お子さんは、言いたいことを飲み込んでいるかもしれない。
親に心配をかけまいと、親の喜ぶ相づちをしていたとしたら?

黙ったなら、話したくないかもしれないです。
なぜ黙ってるの?なにか気に触ることを言った?
質問されたら、答えなければならない、無視してはいけない、だから渋々答える。
お子さんは、優しい。
だからこそ、時に、無理が生じているのでは?

大事なのは、プラスもマイナスもひっくるめて、本音が話せるか?どうか。
不登校で家にいる。家から一歩、外に出た社会は、親のように、気遣ってはくれません。
友達同士でも、言葉のすれ違いで、関係が崩れることさえあります。

いかに会話ができるかは大事だけれど、その前に、マイナス言葉でも、受けとめられる親になりたい。
そして、我が子が親を信じて、本音を話せる親子関係を作りたい。
私は、見かけの会話より、いざというときの声を聞けることが大事だと思います。
言葉だけで子どもを動かそうとしても、お子さんは察します。
テクニックだけでないです。
心から寄り添い、我が子と向き合いたいですね。

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