親のための不登校専門カウンセラー 小川さくら

不登校の見守りに悩みませんか? 我が子だけの見守りかたがわかればいいのです。 お子さまの性質を分析し具体的な声かけのしかた、待ち方をアドバイスできます。 体と心のリズムを知ることで、お子さまの元気が出る時、充電時期がわかります。 ・不登校相談15年目。570名以上

親のための不登校専門カウンセラー 小川さくら

不登校の見守りに悩みませんか? 我が子だけの見守りかたがわかればいいのです。 お子さまの性質を分析し具体的な声かけのしかた、待ち方をアドバイスできます。 体と心のリズムを知ることで、お子さまの元気が出る時、充電時期がわかります。 ・不登校相談15年目。570名以上

最近の記事

文科省の方向転換が不登校を増加させた?

最近、無理して学校に行かなくてもいいという風潮が広がり、文科省の方向転換が不登校を増加させた?という話を目にする。 結果的に、親が甘いと言われてるように感じてしまう。私だけかもしれないけれど。 不登校の子をもつ親にしかわからない感情は、どこにぶつければ良いんだろう。 無理して学校に行かなくてもいいよ。 というのは不登校を放置しているわけではないし。 学校に通うことを軽視しているわけでもない。 「登校を望んでいる子ども、不登校を後悔している子どもが多い」と言われると?

    • 自己肯定感と自己効力感の違いを知るとお子さまは元気になれます

      こんにちは。不登校専門カウンセラーさくらです。 不登校のお子さまを持つ親御さまは、我が子に「もっと自信を持ってほしい」「自己肯定感を高めたい」と願っています。 私もそうでした。自信がない息子を見るのが本当に辛かったです。 でも、「自己肯定感」というのは親が「頑張ったね」「出来るよ」と声をかけたり励ますだけで自信がつくものではないのですね。 そして、「自己肯定感」と「自己効力感」の違いを知ることが大事です。 自己肯定感とは、「何もできなくても、ありのままの自分でいい」

      • 不登校の「見守る」とは?

        不登校専門カウンセラーさくらです。 親御さまから「子どもを見守ればいいんですね」と聞かれることがあります。 「見守る」とは、ただお子さまを見ているだけでいい、ということではないのですね。 親御さまがお子さまを見ていて、世話を焼きすぎると、お子さまの心は萎縮してしまいます。 反対に、放置しすぎると「見放された」と感じてしまうこともあるんです。 「見守る」とは、お子さまが自分のエネルギーを溜められるように、あたたかい気持ちで寄り添うこと。観察ではなく凝視でもないと思いま

        • 不登校のお子さまの不安を取りのぞけば自立に向かいます。

          ーーーーーー 私は息子に失敗して欲しくなくて、先回りばかりしていました。 気付いた時の息子は、何も自分でやろうとしなくなっていました。 今のお子さまの姿は、「今日まで親子で歩いてきた道のり」の結果です。 でも、あなたが気づけば行動が変わり、お子さまも変化します。 ーーーーーー 親御さまがお子さまの年齢だけを見て、周りの友達と比べたり、急に手を離そうとすることがあります。 たとえば、高校生・大学生になった。成人した時です。 気づいた時は、まわりの子どもたちは自分の将来のこ

          我が子が元気になってきたと感じる時に陥りがちな罠とは?

          ーーーーーー 私は常に、息子がどんな表情をしているのかが気になりました。 昨日より今日、今日より明日。笑顔が見える?元気になっている? 何も変化がないと、落ち着かないんですね。 いつもと同じ~は「何も良くなっていない」と勝手に思い込んでいました。 でも「早く元気になってほしい」と思うことが親の焦りかもしれません。 こういう時に限って、よけいな口を出したりして、お子さまにストレスを与えてしまいます。 親御さまがお子さまを待てない。小言を言ってお子さまを怒らせやすいなど、危な

          我が子が元気になってきたと感じる時に陥りがちな罠とは?

          子どもに失敗させたくない親の心理とは?

          ーーーーーー 私は、誰にも負けない過干渉な親でした。決めつけが強すぎて、まわりがあきらめてしまうほどでした。何も怖くなかった。 私の言うことを聞いていれば大丈夫と自分を信じて疑わなかった。 だから子どもに何もかも世話を焼き、思い通りにしてきました。 息子が中学生になり、反抗を始めたときも「私の何が悪いの?」と聞く耳を持たなかった。順調にいく人生こそが幸せだと思い込んでいました。 今思うと、なるべくしてなった不登校です。 ーーーーーーー なぜ親は子どもを失敗させたくないの

          子どもに失敗させたくない親の心理とは?

          「子どもの好きなことが見つからない」と悩むあなたへ

          ーーーーーーー 私は、いつも息子に「何か好きなことを見つけてほしい」と願っていました。 でも、親が考えれば考えるほど、我が子に対して前のめりになり、子どもの気持ちが置き去りになってしまう事に、ずいぶんあとになってから気がつきました。 お子さまの好きなことが見つかれば、それでいいのでしょうか・・・。 ーーーーーーー 「子どもの好きなことが見つからない。どうすればいい?」 親御さまからこの質問を受ける時、親御さまの焦りを感じる時があります。 不登校のお子さまを見て、「なんとか

          「子どもの好きなことが見つからない」と悩むあなたへ

          子どもへの声かけで注意すべき3つのこと

          お子さまへの声かけ、悩んでいませんか? ーーーーーーー 不登校のお子さまは、親にどんな思いを持っているのでしょうか。 「自分の気持ちをわかってほしい」と思っています。 親に意見を求めてない。提案もいらない。 動けない自分をわかっているからです。 ーーーーーーー 親御さまは少しでも我が子のことを知りたい。 お子さまの心がわかれば、何かできるかもしれないと思うからです。 でも、話を聞こうとすると、ついものを言いたくなり、意見したくなります。 親の気持ちは横に置いて、わが子の気

          子どもへの声かけで注意すべき3つのこと

          勉強の遅れは気にしない、学び直しはいつでもできる

          ーーーーーーー 私は息子が不登校の間。「勉強が遅れる」ことがいつも不安でした。 ガッツリ勉強しなくても授業についていけた息子。やればできると思っていたのに、全く勉強しなくなると、まわりに追い越されて自信を無くしてしまうのでは・・と不安でたまらなかったのです。 ーーーーーーー 不登校のお子さまを持つ親御さまが、勉強の遅れを心配されるのは当然です。その悩みを抱えるのはあなただけではありません。 学校に行かない日々が続くと、学びのモチベーションを保つのが難しくなります。家にいても

          勉強の遅れは気にしない、学び直しはいつでもできる

          昼夜逆転は良くなります!

          ーーーーーー 昼夜逆転。不登校の多くのご家庭で悩み、解決したい事ですね。 私は必死で息子の昼夜逆転を治そうとしました。でも、親が頑張るほどうまく行かないと、ずいぶん経ってからわかりました。 ーーーーー 昼夜逆転は、お子さまの心が安定すれば良くなってきます。 昼夜逆転を治せば学校に行ける。そう思うから、親御さまが必死になるんだけど~。 意味があって起きてるんだなあ。 生活リズムは、行動が変わると共にゆるやかに変化していきます。 朝が起きれない。からだのリズムが夜型のお

          不登校のお子さまを病院に連れて行きたい親と、拒否する子の対立はどうする?

          ーーーーーーー 私は、不登校の渦中、息子は病気なのでは?と不安でした。まわりからも「病院に連れて行ったら?」と言われました。 病院に行けば、不登校が改善するきっかけになると考えていたからです。 ーーーーーーー 「子どもに元気がなく、青白い顔をして食欲がありません。夜も眠れないようです。病院に連れていったほうがいいでしょうか」というお悩みを、親御さまからよくお聞きします。 親御さまは、我が子が眠れるようになれば、食欲が出れば・・・「なんとか登校できるのでは」と思って、病院が

          不登校のお子さまを病院に連れて行きたい親と、拒否する子の対立はどうする?

          不登校はエネルギーを溜めると終わります

          昔の私は、親が頑張って「わが子を学校に行かせる方法」を探せば、子どもは学校に戻れると思っていました。でも、そうではなかった。不登校で親が頑張るのは、「登校する方法を探すこと」ではないのです。 ーーーーーーー ● 家で勉強をしていなくても、学校に行こうと思えば行きます。 ● 部活がやりたいと、放課後だけ登校する子もいます。 ● 留年したら登校できないだろうと思うのは、親の思い込みかもしれないです。 不登校になるお子さまは、一時的にエネルギーを失っているだけです。 親御さま

          不登校はエネルギーを溜めると終わります

          不登校のゴールは学校ですか?

          不登校専門カウンセラーさくらです。 不登校で悩む親御さまは、一日でも早く学校に行ってほしいと思います。私もそうでした。 でも、息子の6年間の不登校と、15年間の不登校カウンセリングの経験から行きついた思いがあります。 私が思う不登校のゴールは、登校することではありません。 もちろん、学校に行けるなら、行った方がいいです。 でも、学校にだけ目を向けて、学歴だけに目が奪われると、いざ卒業を迎えた時点でエネルギーを使い果たしてしまうお子さまがいらっしゃいます。 本当にめ

          あらためて自己紹介

          こんにちは。不登校専門カウンセラーさくらです。 私は、不登校のお子さまを持つ親御さまを対象にカウンセリングをしています。 ブログ、不登校活動は15年目に入ります。 私の息子は小学校5年から高校1年まで完全不登校でした。 様々な葛藤を乗り越え、息子は不登校を脱出しました。 今は海外赴任をして元気に活躍しています。 不登校になると、「この先、どうすればいいの?」と不安になります。 でも、安心してください。悩みは 必ず解決の糸口があります。 お子さまが不登校になった

          子どもが『高校を卒業したい』と自分の意思を口にするけど、勉強しようとしません。どうしたらいい?

          「子どもが『今の高校を卒業したい』と自分の意思を口にするけど、勉強しようとしません。 このまま登校しないと単位が取れず「留年になる」と学校から言われていて、どうしても焦ってしまいます。どうしたらいいですか?」 とお母さまからメッセージをいただきました。 お子さまは、ただ「高校を卒業したい」と「思って」いる。 その気持ちは気持ちであって、すぐには行動に結びつかないものなんです。 親御さまとしては、「卒業したいならそれに見合う行動を取りなさい。」と言いたくなると思います

          子どもが『高校を卒業したい』と自分の意思を口にするけど、勉強しようとしません。どうしたらいい?

          ラジオ番組にゲスト出演 2回目。不登校の一番悩んだ時期を語ります

          こんばんは。不登校専門カウンセラーさくらです。 不登校の渦中を数年振りに思い出しました。 ラジオ番組のゲスト出演で不登校になりたての頃、一番苦しかった心境を話しました。 息子の見守りで、私の変化になった出来事がありました。 https://youtu.be/ub3A7a3Hprk?si=yba_zKxU9OXBoKKZ 不登校は誰でも脱出できます。 いつもあなたを応援しています。

          ラジオ番組にゲスト出演 2回目。不登校の一番悩んだ時期を語ります