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子どもへの声かけで注意すべき3つのこと

お子さまへの声かけ、悩んでいませんか?

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不登校のお子さまは、親にどんな思いを持っているのでしょうか。
「自分の気持ちをわかってほしい」と思っています。
親に意見を求めてない。提案もいらない。
動けない自分をわかっているからです。
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親御さまは少しでも我が子のことを知りたい。
お子さまの心がわかれば、何かできるかもしれないと思うからです。
でも、話を聞こうとすると、ついものを言いたくなり、意見したくなります。
親の気持ちは横に置いて、わが子の気持ちを受けとめてあげましょう!

声かけをするとき大事なことは、次の3つです。

  1. 親が先走らない。

  2. 動いてほしい気持ちを出さない。

  3. お子さまがが答えにくい声かけはしない。

親御さまは不登校になったお子さまに聞いてみたいことが山ほどあります。「明日は学校に行くの?」
「これからのこと、どう思っているの?」と。

お子さまは質問をされたら「答えなければ!」と思い、その場かぎりの返事をしてしまうかもしれません。

もし「明日は学校に行く」と言われたら?
その時、親御さまの心はホッとするかもしれません、でも、朝になるとまたバトルが始まり、期待と失望の繰り返しになります。
これを続けるうちに、親御さまは、我が子を決めつけるようになります。

「もう、この子はダメだ」「親との約束さえ守れない」
「将来はどうなるのか?」といった妄想が膨らみます。

声かけのタイミングはかんたんではありません。
相手が生身の人間だからです。
心は四六時中、揺れ動いています。

親に質問されたから答えるのではなく、お子さまが自ら発した言葉を待ちましょう。親の言葉が先に来ると、子どもは受け身になり、親の気持ちに応えなければならないと感じます。

「明日は学校に行く」と言ってしまった子どもは、眠れず悶々とした夜を過ごします。
なんのために家にいるのでしょう。疲れた心を休ませるためです。

お子さまに負担にならない声かけとは何でしょう。

「ほめればいいですか?」と親御さまに聞かれることがあります。
私は、義務感で褒めるくらいならやらないほうがいいと思います。

お子さまは親の心を見透かします。
親にほめられるとうれしいですが、親がほめるのをやめてしまったら、子ども心に敏感に感じ取ります。いままで本当に心からほめてくれていたのかと疑問に感じるかもしれません。

「学校に行かなくちゃならない」と一番思っているのはお子さまです。動かされて動くのと、自ら動きたくなって動くのでは、その先がまったく違います。

登校刺激をした方がいいですか?と聞かれることがあります。
これもタイミングがあります。
状況を判断して行動することが大切です。

不登校は、ひとりひとり、段階も、状況も、環境も、人間も違います。
主導権はお子さまにあります。

小さなことや目の前のことだけに振り回されないで、ドーンと構えた肝っ玉母さんを目指しましょう!

不登校の解決策はシンプルです。

いつもあなたを応援しています。

● お子さまの性質特性から見守りができるようになります。
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