パンクバンド治安維持キャンペーン

絶対安心安全省の治安維持キャンペーン宣伝大使に人気パンクバンド危険が任命。
というわけで今回は、危険のボーカリストであるデンジャーさんにインタビューを行いました。

「おはようございます。こんな朝早くからすみません。本日はよろしくお願いします」
「ライブ終わりからそのまま徹夜しちゃったよ(笑)よろしく」
「まず宣伝大使に選ばれた率直な感想をお聞かせください」
「宣伝大使になる一心でこれまで生きてきたからこんなに嬉しいことはないよ。物心ついた時からの夢だったからね。バンド活動も全てこのためだったといっても過言ではない。メンバーには悪いけどね(笑)」
「デンジャーさんがそこまで惹かれる宣伝大使の魅力とはいったい何なんでしょうか?」
「お前わかんないの?そんなの言わなくてもみんなわかってるでしょ?俺が生きてきて出会ったやつ全員治安維持キャンペーン宣伝大使になりたいやつだったよ。でも聞かれたから一応言うよ。小っ恥ずかしいしめんどくせぇけど。世界平和への貢献に決まってんだろ!世、界、平、和!それだけだよ」
「治安維持キャンペーンで世界平和は訪れるんでしょうか?」
「は?もう世界平和訪れてるじゃん。これまでの治安維持キャンペーンがあったから世界平和が維持されてるんだよ。歴史を勉強し直したほうがいいよ、マジで」
「私個人の感想で申し訳ないんですが、世界平和が訪れてるようにはどうしても思えないんですが・・・」
「潔癖すぎるんじゃない?周りの変な情報を鵜呑みにしないように気をつけたほうがいいよ。絶対安心安全省が発表した統計データが世界平和を証明しているし、みんな世界は平和だって言ってるよ。どこ行ってもみんな笑顔だろ?それが世界平和じゃん。そういう逆張りダサいよ。」
「はあ、そうなんですかね?反省します。今日はありがとうございました」
「ありがとう!ピース!」