見出し画像

福利厚生で会社を品定めしてみる

こんにちは!ザイナスです。

就活生の皆さん、溢れんばかりのパンフレットや会社HPを見る時期になってきましたね。目をシュパシュパ👀させながら、どこの会社にしようかなー、って見るけれど、開いた時に会社側がアピールしている項目いっぱいで、自分の優先順位の高い項目からチェックしているはず!

その中でも給料の次ぐらいに「福利厚生」の項目、めちゃくちゃ気になりませんか??この項目で会社がブラックなのかホワイトなのかとか、社員のことを考えているのかなとか、見定めてしまうのは私だけではない…はず。


そもそも福利厚生は何のためにあるの?

福利厚生は、企業が従業員に提供する 給料や賞与以外の報酬・サービス です。(まあ、当たり前に知っていますよね。基本的なことですが念のため書かせてください。)目的として、従業員やその家族の健康・生活を向上させるために実施しています。ですが!会社側が福利厚生を充実させる真の目的として…、バブル経済期が終わり、日本経済の長期低迷によって「終身雇用」をする従業員が減ってしまったことが問題になったことをきっかけに始まりました。優秀な従業員に、自社に対して「とても良い会社だ!」と居続けてもらうための一つの策というわけですね。

福利厚生の種類

皆さんが思い浮かぶ福利厚生って結構ありますよね。さて、目的も分かったので、沢山の種類の福利厚生がどのように分類わけしてあるのか見てみましょう。

【福利厚生の分類】

ほうほう、なるほど。
法律で定められている「法定福利厚生」と、企業が独自に制定している「法外福利厚生」があるんですね。ということは、会社が説明欄に法定福利厚生を書いていても、当たり前じゃん!っていう気持ちで見ないといけないわけです。寧ろ、入って制度としてなかったら違法企業です。

法外福利厚生が充実している会社ほど、従業員のことを”大切にしている”会社、従業員の働く”モチベーションを上げることを考えている”会社だ、と言うこともできますよね。会社は従業員が居なくては成り立ちません。その従業員の働きが上がれば会社の実績も上がります。

福利厚生が充実している⇒従業員の働きが上がる⇒今後その会社が成長する
という流れができることを考えれば、福利厚生を見ることで今後会社が成長するかどうかを見極めることもできるのではないでしょうか。


ユニークな福利厚生

ここで、ちょっとおもしろいなと思った、ユニークな福利厚生をいくつか紹介しようと思います。

☑親孝行支援制度

介護が必要な家族を持つ従業員の為に、介護休業を無期限化している制度です。大和ハウス工業が取り入れている制度で、全国展開している企業のため転勤者も多く、介護が必要な家族と離れて勤務する従業員の移動距離に応じて帰省旅費の補助金が支払われているようです。

要介護の家族が遠くにいても、従業員の経済的負担を軽減するだけでなく、家族も安心できる制度ですね。確かに、お金の部分では少し解決できるかもしれませんが、これから高齢化社会がより深刻になるにつれて、この制度は色々と発展・改善されなければならない部分かと思います。

☑失恋休暇

従業員が失恋をしたら、癒す時間として休暇を取得することができる申請です。美容業界の力コーポレーションが導入しています。ひと昔であれば、何それ!と思われるような制度かもしれませんが、失恋のモヤモヤを抱えたまま、直接接するお客さん(美容業界のため接客が多いようです)に普段通り、プロフェッショナルな対応ができるとは限りませんよね。

従業員の心理的ダメージに沿った、今までにない面白い制度だと思います。実際、失恋のダメージは計り知れませんもんね。ただ、これを申請することで周りの失恋がばれるかも…(笑)あと、一年に何回も失恋ばっかりする人現れそうな予感(笑)

☑自転車通勤制度

従業員の健康増進を目的として、自転車通勤をする従業員に手当てが支給される制度です。インターネット関連事業を展開している、はてなで取り入れられており、オフィスの近くに駐輪所・ミストサウナ付きのバスルームの完備、また事故が起きた場合の保険も会社側が負担しているようです。

普段オフィスでの仕事が多くなり、運動をする時間をなかなかな取れなくても、通勤で健康づくりができればとても効率的ですし、住宅賃貸も駅地下にこだわる必要がないから、安い所に住めそうですよね!でも、足だけパンパンに鍛えられそう(笑)

☑専業禁止制度

従業員に複業を推奨しているのはオンラインショッピング事業を中心に手掛けているエンファクトリーです。専業が絶対に禁止というわけではないようですが、かなりインパクトがありますね。複業のことを最近ではパラレルワークと呼ぶみたいです。従業員の「生きる選択肢の拡大」を支援するために導入されており、半年に一回、状況を発表し社内メンバー同士で情報やアドバイスを交換できるようになっているようです。

実際の導入によって経営視点を持つ従業員が増えて、主体的に働く人材の確保にも繋がっているみたいですよ。従業員のキャリア形成と人生を応援している素敵な会社ですね。ただ、帰ってから家でゆっくりしたい人や、家庭に時間を使いたい人にはちょっと不向きな部分もありますが、ゆるーく出来るなら、ちょっとやってみたいかもと思う人も増えるかもしれません。

まとめ

ちょっと調べるだけで、結構面白い制度を福利厚生として取り入れている会社が沢山でてきます。法外福利厚生は、会社が導入している制度とも取れると思います。こんな制度、自分の会社にも欲しい!この福利厚生がある会社なら入りたい!と思うものが見つかるかもしれませんよ。会社に入って仕事をするだけでなく、ライフワークを会社がバックアップしてくれていることは大変重要です。みなさんも是非、福利厚生の視点から色々な会社を品定め👀してみてみてください(笑)

次回は、弊社ザイナスの福利厚生をご紹介したいと思います!



✅より詳しくザイナスについて知りたい方は ✔ こちら
ザイナスで働きたい!そんなあなたは✔️ こちら
ご質問は随時受け付けております。フォームよりお気軽にお問い合わせください♩