あすか

国語講師をしています。 国語にまつわることだけでなく、日頃感じたことや考えたことも書き…

あすか

国語講師をしています。 国語にまつわることだけでなく、日頃感じたことや考えたことも書きます。 毎日をよりよく生きていけるよう、模索中🌀

最近の記事

私の好きなもの(人となり)

自己整理。 好きなものを並べてみることで自己客観視できるんじゃないかな、と。 並べてみる↓↓↓ 蟲師 →あるがまま。自然との共存。 モノノ怪 →デザインがなんとも言えぬ。 平家物語 →諸行無常。儚げ。でも、一生懸命な姿に心動かされる。 ミッフィー →丸くてシンプル。 夏 →開放的な雰囲気。 青、緑 →爽やかな感じ。 家族 高校生の時からの友達 小学生の時からの友達 秦基博さん →優しい声。安定してる音程。 神木隆之介さん 坂口健太郎さん →塩顔! バスクラ

    • 【古文】単語や文法覚えたのに読めないのはなぜ?→主語迷子→どばをに、で解決

      古文の話。 単語や文法覚えたのに読めないんですよねぇ… という声を毎年聞く。 単語や文法を覚えただけでは読めない原因の一つは、 主語迷子。 読んでるうちに主語が分からなくなる。 そもそも、日本語は主語が抜けやすい。 主語が抜けても話の流れで分かるからだ。 例えば、告白のシーンで、 「好きです」 というだけで誰が誰を好きなのかは明白。 これ、英語だと、 I love you. となる。 (他の表現があるのかもしれないけど。) 現代語でこのような有様だから、古文で

      • 古文を自力で訳すのは、記述が必要な人だけでいい。

        と思う。今のところ。 あくまでも大学入試での話。 学校であまりにも全文訳を求められるからか、きれいに訳せないといけないと思い込んでいる生徒が多い。 でも実際、そこまで古文が必要な人は全体の1~2割くらいな気がする。 国公立文系志望や難関私立(関関同立とか早慶上智とか)文系志望の人たちだ。 この人たちは、入試で記述問題があるので、自力できれいに訳す力が必要になる。 この人たちは例外。 他の人たちはどうか? 文章の中から注意するべき単語や文法を見つけて、正解できればいい。

        • 受験生が引っかかりやすい選択肢4+1パターン→そもそも、設問より内容理解が優先。

          「選択肢を2つまで絞れるけど、そこからが…」という生徒はたくさんいる。 なぜ絞れないか? 根本的な原因は、「本文に書いてあることが正解」という視点に囚われすぎているからだ。 確かに、「本文に書いてあることが正解」ではあるが、本文に書いてあること同士のつながりが本文と違っていれば、それは不正解となる。 その、「つながり」という視点で受験生が引っかかりやすい選択肢は作られている。 その視点で浮かび上がるパターンは以下の通り。 ①飛躍「内容がとんでる」(例)雨が降ってきたので、

        私の好きなもの(人となり)

        • 【古文】単語や文法覚えたのに読めないのはなぜ?→主語迷子→どばをに、で解決

        • 古文を自力で訳すのは、記述が必要な人だけでいい。

        • 受験生が引っかかりやすい選択肢4+1パターン→そもそも、設問より内容理解が優先。

          【セルフ習熟度チェック】古文の助動詞「ぬ」。打消?完了?間違えると全く逆の意味になるから注意⚠️

          突然ですが、≪問題≫です。(生徒に実際に尋ねた問題。) ≪問題≫車入らぬ門やはある。(『枕草子』) この「ぬ」を文法的に説明してください。 正解は、打消の助動詞「ぬ」の連体形。 当てられた生徒は、「完了?」と返答していました。 (「?」がついてるあたり、自信はなさそうでした。) この事象に対する反応だけでも習熟度が分かります。 「完了?打消?なにそれ?」 →基礎。まずは助動詞をひと通り覚えましょう。⇒目次(1)へ 「完了か打消か迷ったなぁ」 →標準。助動詞は覚えてます

          【セルフ習熟度チェック】古文の助動詞「ぬ」。打消?完了?間違えると全く逆の意味になるから注意⚠️

          古文単語帳の選び方

          難関大学(国公立2次、早慶上智、関関同立、GMARCHぐらいの偏差値の大学)を志望する人 ↓ 場面別になっているもの (例:『合格古文単語380』(桐原書店)) 難関大学以外(共通テストのみ=主に理系、日東駒専、産近甲龍ぐらいの偏差値以下の大学)を志望する人 ↓ 頻出順になっているもの (例:『核心古文単語351』(尚文出版)←学校しか販売してないかも) です。今のところ。 目次を見れば判断できます。 理由は、 場面別になっているもの →古文常識(古文を読むために必要な当

          古文単語帳の選び方

          まずは勉強法を知ることが大切。

          進学校ではない高校で、難関大学合格を目指した授業をした。 生徒たちは勉強方法を知らなかった。 これじゃ、授業で知識を伝えても定着しない。 授業を受ける以前の問題だった。 勉強法を知っている生徒なら、先生が知識を伝えるだけでその生徒は伸びる。勝手に勉強する。 進学校に通っている生徒たちは、勉強法が身についている生徒が一定数いる。勉強をしていくなかで自分なりの勉強法を身につけている。 だから、先生たちは勉強法を教える必要はあまり無い。 進学校ではない高校は逆。 勉強法がそこ

          まずは勉強法を知ることが大切。

          授業をする上で大切なこと(私観)

          教師が楽しんでいること。 担当している専門科目が好きであること。 教え方が下手だとしても、先生自身が楽しそうだったり、好きそうだったりすれば、その気持ちは伝わるはず。 ある生徒が私に言ってくれた。 「私は先生になりたい。先生(私)が授業してて楽しそうだったから。」 最近まで忘れていた。 忙しすぎた。 今年度から2人の子どもを育てながらの復帰。 慣れない新形態の授業。 こなすのに必死。 しんどい。 気づけば、授業が楽しくなくなっていた。 これじゃダメだ。 私が楽しんで

          授業をする上で大切なこと(私観)

          心に響く言葉。

          久々の更新。 自分を救ってくれそうな言葉をいつでも見られる場所に貼るようにしている。 だいぶ溜まってきた👍 「言霊思想」というのがあるように、言葉には力があると思う。 私も言葉で誰かを救えたらいいなぁ💫

          心に響く言葉。

          4~7月の現代文(評論)の取り組み方

          備忘録。 今年度も授業をさせていただけることになったので年間計画を立てる。 とりあえず、現代文。 4~7月(夏休みまで)の目標は、 大学入試で必要な背景知識を一通り伝える。 大学入試で採用されている評論文は、すべてつながっている。 が、バラバラに見えている生徒が多いはず。 だから、私が一つのストーリーとしてつなげる。 内容は以下の通り。 ①入試現代文は、近代(明治時代)以降の文章を対象にしているので、 まずは全ての評論文の土台となる思想として近代思想を知る必要がある。

          4~7月の現代文(評論)の取り組み方

          同志社大学現代文対策(ざっくり)

          最新の問題を解いてみた。 2/7の学部個別。 構成は現代文が2題、古文が1題。 現代文は他の日程のものより短い。 同志社の過去問に取り組んでみたいけど、長文読む体力がない人にはおすすめ。 同志社の現代文解く時、最も意識すること。 年代・人名をチェック。 具体例や引用文、歴史的背景の説明部分が長い文章を取り上げ、それらに関する選択肢を作ることが多い。 そのため、上記のようなことがどこに書いてあるかをマーク(線引くとか囲むとか)しながら読む。 もちろん、基本となる評論文

          同志社大学現代文対策(ざっくり)

          関大→関学/同志社→立命館。志望校の選び方。

          最新(2022年度)の分を見てみた。 小さい子ども(7ヶ月)がいるので、まとめて時間が取れず、問題を解くのはまだ出来てないけど。 出典と問題形式だけ確認。 個人的に感じたことを書いてみる。 *出典 【同志社】 【立命館】 →文芸系が多い。取っ付きにくい。 同じ出典がある…!(民族学) 同年で被るのは珍しい。 文学や芸術が多いイメージだったけど、減少傾向にありそう。 けど、民俗学があるから、文芸系寄りではある?また読んでみよう。 【関学】 【関大】 →社会心理学系が

          関大→関学/同志社→立命館。志望校の選び方。

          母とは。

          子どもにとって優しい存在でありたい。 母親なら思うことじゃないかな。 少なくとも、私はそう。 でも、子どもには伝わってないような気がする。 私の母もそうだったんじゃないか。 と、最近気づく。 上の子(4歳)と同じ年齢の頃の私の母に対する記憶。 自分の部屋に閉じこもっていることが多い。 疲れてる。 体弱い。 私(子ども)のことは好きじゃない。 上の子に今の私はどのように映っているんだろう? 私の母と同じ感じなのかな。 今の立場になって思うこと。 私の母は、私のこと

          母とは。

          自己肯定感が皆無。同じような思考の人はいるのか。

          私は自分のことが嫌い。 世界で一番、嫌っている。 嫌うというか、認められない。 子育てが上手くいかない時。 家事が上手くいかない時。 夫婦関係が上手くいかない時。 仕事が上手くいかない時。 上記のことが頭の中を支配する。 自分のやることなすこと全てを否定する。 もう1人の自分が監視する。 それじゃダメ。 なぜその選択をしたのか。 責めすぎ、考えすぎとよく言われるけど。 昔からの癖なのだからなかなか変わらない。 変わろうと動いた。 本や記事を読んで参考にして、その通

          自己肯定感が皆無。同じような思考の人はいるのか。

          「~しなさい」「~するべき」→「~したほうがいい」。自分で自分のことを決め、伸び伸びと動ける人になって欲しい。

          自分で自分のことを決められる人になって欲しい。 伸び伸びと柔軟に、気楽に動ける人になって欲しい。 これが私の生徒たちに対する思い。 だから、授業でも ~したほうがいい という表現を心がけている。 理由は2つ。 1つ目。 「~しなさい」「~するべき」と言われる ↓ その通りにする ↓ 誰かから言われないと動けない これが私。 自分がすることを自分で決めなければならない立場に置かれた今、苦しんでいる。 家事、子育て、仕事。 大人になったら、自分で自分のタスクを決めて動か

          「~しなさい」「~するべき」→「~したほうがいい」。自分で自分のことを決め、伸び伸びと動ける人になって欲しい。

          評論の勉強。何からする?→接続詞・副詞

          一文一文を繋げてひとつの評論文が出来上がっていると考える。 で、繋げるために使われるのが接続詞と副詞。 接続詞(時々副詞)を意識して読むと、長い文章を接続詞ごとに区切りながら読めるようになる。 そうすれば、長い文章を読むのが苦痛な人でも少しは楽に読めるようになる。 (文章で使われてる言葉が難しい場合は、それでもしんどいけど。ということは、接続詞や副詞の次は語彙を増やすことが必要になってくる。それはまた今度。) 勉強法は以下の通り。 ①国語便覧か参考書で接続詞一覧や副詞の

          評論の勉強。何からする?→接続詞・副詞