【古文】単語や文法覚えたのに読めないのはなぜ?→主語迷子→どばをに、で解決
古文の話。
単語や文法覚えたのに読めないんですよねぇ…
という声を毎年聞く。
単語や文法を覚えただけでは読めない原因の一つは、
主語迷子。
読んでるうちに主語が分からなくなる。
そもそも、日本語は主語が抜けやすい。
主語が抜けても話の流れで分かるからだ。
例えば、告白のシーンで、
「好きです」
というだけで誰が誰を好きなのかは明白。
これ、英語だと、
I love you.
となる。
(他の表現があるのかもしれないけど。)
現代語でこのような有様だから、古文でも同じことが起こる。
古文は現代語にはない単語や文法があるから、それらを意識しつつ読まないといけない。
その上で主語が抜けている。それを補うこともしないといけない。
だから読めなくなりやすい。
そこで、解決策として、
「ど、」「ば、」「を、」「に、」を主語の変わり目として読むといい。
ただし、言葉は移り変わるもの。例外はいくらでもある。
変わり目にならないときもある。
だが、変わり目になることが多いというのを知るだけでもだいぶ読みやすくなるはず。
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