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#023 型の設計、難航中。
こんにちは、松本和也です。
エスプレッソカップの開発はどんな状況か!
共有します!
丁寧めに説明してるので読了に時間かかりますが、ぜひお付き合い下さい!
« 読了時間 3.0分 »
型の設計を進めています。が、こちらも難航中。ただ、間違いなく進んでいるので良しとしています!
そもそもですが、
なぜ型が必要なのか、型とは何なのか
の説明が抜けていたので、そこから。
『鋳造』というのは溶けた金属を『型』に流し込む製造方法。だから『型』が必要なんです。が、画にあるように『反転型-上型』『反転型-下型』が必要な場合が多くて、今回もそのケース。
※ 溶けた金属を『湯』、『湯』を流し込むことを『注湯』と言う
理由は沢山があるのですが、今回の場合は
溶けて高温になった金属に耐えられる型は3Dプリンターでは作れない
#僕の持っている3Dプリンターの場合
からです。そこで、
耐熱温度の高い型(反転型)を作るための型(主型)を3Dプリンターで作る
画の黒い部分を3Dプリンターで作り、市販品のブロック(レゴみたいな)で周囲を囲って、耐熱シリコンを流し込むことで、溶けた金属に耐える型を作る算段です。#型が沢山あって大変
さて、やっと本題!
今回の場合はどうやって注湯するか!
ずばり、こう!(上手くいくか分からないけど)
赤の矢印に倣う形で『湯』が流れて製品を形作ってくれる算段!#算段part.2
この算段part.2を実現するためには、『反転型-上型』と『反転型-下型』が必要!覚えているかな?#テンションおかしいけど、このままいきます!
それがこんな感じ!左が『反転型-上型』で右が『反転型-下型』。
もう分かってきたね!次に必要なのは、『反転型』を作るための『主型』だ!#そろそろやめます、ごめんなさい
この『主型』にブロックで囲いをすることで耐熱シリコンを流し込めるようにします。ブロックを使っているのは色んな形に対応できる汎用性があるからです。
現時点ではここまで!
現状、シリコンの使用量が多い(『歩留りが悪い』って言ったりします)ので、その辺を減らすギミックを検討中。
まだまだ鋳造に辿り着くには時間がかかりそうですが、少しずつ見えてきていて楽しいですね!
少し長くなってしまったけど、今週はここまでです。
お付き合いありがとうございます。
また来週を楽しみにして頂けると嬉しいです!
では、良い週末を!
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